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東洋医学の「生命誕生」 -NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

最近、興味深く視ている、 NHKスペシャルのシリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

 

そして先週末のテーマは、『生命誕生』。

今回の驚きは、

受精卵になった瞬間、ホルモンを放出して母親へと語りかけはじめること。

先ず最初に心臓が生じること。

赤ちゃんは、文字通り母親に”喰らいついて“成長するということ。

 

そしてなにより、ヒトが生まれるということそのものの奇跡。

 

東洋医学でも、「ヒトが生まれる」過程を記した古典はあります。

 

『景岳全書:婦人規』曰く

一月目、(父の)精と(母の)血が凝り、露の珠のようなものが生じる―

二月目、形ができ胚が生じ、桃の花のようになる-

三月目、魂(生来の気質)が生じ、男女が決まる-

四月目、魄(自律機能)が生じ、ヒトらしい形になる-

五月目、五臓(心肝脾肺腎)が生じ、筋骨も生まれる-

六月目、六腑(胃腸)が生じ、毛が生える-

七月目、眼に光を感じるようになる。男の子なら左手が動く-

八月目、脳が働きだす。女の子なら右手が動く-

九月目、ヒトとしてほぼ完成する-

十月目、この世にでる-

 

現代の医学と比べれば、多分に想像が入っているのは致し方ないですが・・・

父親と母親の精血が固まった「露の珠」が、十月十日を経て「ヒト」になる神秘。

 

なんというか・・・我々ひとりひとりが皆「露の珠(受精卵)」だったこと、そういう奇跡が延々と続いて人類の歴史があることなど・・・

言葉にならない感動があります。

 

この歴史を悪い方へと流さないために。

元「露の珠」として、自分ができることをちゃんとやっていかなければ。

 

『人体』-神秘の巨大ネットワーク- いよいよ最終回は・・・今週末3月25日。

テーマは東洋医学にとっても永遠の命題、『健康長寿』です。

皆さんもお見逃しなく!

 

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。

お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

 

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この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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オニも「こころ」の一部分-東洋医学的アンガーマネジメント-

こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

今日は節分。皆さんのご家庭では、豆まきでしょうか?それとも恵方巻?

豆まきでは、「鬼は外、福は内」が定番の掛け声。

しかし、オニは結構深いトコロに潜んでいます。

それは・・・ヒトのこころの中。

 

東洋医学では、こころを『魂(こん)』『魄(はく)』『意(い)』『志(し)』の4つに分け、その集合体を『神(しん=精神)』と呼びます。(あわせて五神といいます)

4つのこころの内、『魂(こん)』『魄(はく)』には・・・『鬼』の文字。

『鬼』がつくこの2つのこころは、「本能的な欲求」を司るため、思い通りにいかなければ「怒り」や「悲しみ」を生じます。

赤ちゃんを見ていると、よく分かるんじゃないでしょうか?

成長して、学び、経験を積むことで、どうすれば(社会的にあった形で)自分の欲求を達成できるか? という『意志』が育つのですが・・・

 

最近のニュースを見聞きしていると、どうにも、こころの中の『鬼』が暴走している方が多い様子。

それだけ思い通りにいくことが少ない社会なのか、それとも・・・

「思い通りに他人を操りたい」という欲望が肥大してきているのか?

 

『魂魄』は、ヒトの個性や感性(趣味嗜好や感動など)を生み出す大事な部分。

それはヒトそれぞれ違います。

共感を求めるあまり、「他人は自分とは感じ方が違う」という大事なポイントを、忘れがちな人が増えているのかもしれませんね。

 

自戒を込めて、自分が思い通りにできるのは自分自身のみ。

 

東洋医学では汗や涙、歌や言葉、そして大きな深呼吸など・・・カラダからなにかを吐き出す行為は、ため込んだストレスを抜く と考えます。

変わったトコロでは、お金を使う・・・特に募金など、誰かのためにお金を使う という行為も、気持ちを良い方向に落ち着ける効果があることが分かっています。

思い通りにならないからと怒り悲しむ前に・・・自分でストレスを抜く方法をみつけてみましょう。

はりきゅう治療もまた、身体からストレスを抜くのに特化した施術の一つです。 ストレスが溜まりきる前に、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

 

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ウンチと陰陽-NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

最近、興味深く視ている、NHKスペシャルの8回シリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

そして先週末のテーマは・・・『腸』でした。

今回の驚きは、腸が、そこに住む腸内細菌が出すホルモンまでを取り入れて、カラダの免疫力の調整をしているという事実。

つまり、ヒトはヒトだけでは生きられないということです

コレを視てまず思ったのは、東洋医学・・・というより東洋の思想の一番基本的な部分、【天人合一】や【身土不二】、そして【陰陽】のこと。

ヒトの身体に住む無数の細菌(腸内だけでも100兆個以上)は、時に害を与え、病気にもしますが・・・それによって免疫は鍛えられ、敵を正しく認識する力が育まれます。

逆をいえば、鍛える機会を与えられなければ、免疫がナニを敵とみなすかわからない ということ。

快適すぎる空調や、繊維質を抜き去った栄養の偏った食事、そして過剰な清潔さ。

【陰陽】の【陽】のみ を追求するような生活が新しい病を生み出すのは、東洋医学的には不思議でもなんでもありません。

ヒトはヒトだけでは生きられません。

身体を洗うとき、食事をするとき、そしてトイレでウンチを出したとき、ほんのちょっと自分の皮膚や腸に住む菌たちの事を考えてあげましょう(便の固形成分の約2/3は、腸内細菌)。

それだけで生活は劇的に変わるはず。

昔からいう「マゴワヤサシイ」・・・豆、ゴマ、わかめ、野菜に魚、シイタケ、芋なんてのは、まさに腸内細菌が喜ぶ食事です。

カラダの中にいる100兆のペットを、ぜひ可愛がってあげてください。

『人体』-神秘の巨大ネットワーク-第5回目は、2月4日。テーマは、ついに『脳』です。

皆さんもお見逃しなく!

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。 お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

 

 

この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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「ヒト」とはどんな生き物か?-進化と文明のミスマッチ-

こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

 

最近、少しショックな本を読みました。

ショックのあまり、しばらく記事を挙げる気持ちもなくなっちゃうくらい。

 

ダニエル・E・リーバーマン著『人体600万年史-科学が明かす進化・健康・疾病-』

皆さんは、「ヒトとはどんな生き物か?」という問いに、どう答えますか?

 

この本に拠れば、ヒトとは

・日中に活動し(4足動物より日射面積が小さい・汗をかく)

・長距離を安定した速度で走れ(アキレス腱や土踏まず、足の親指の向きは、歩より走に適応)

・雑食で(歯の形から)

・飢えに強く(ヒトの脂肪を蓄える能力は動物トップクラス)

・適度な群れで暮らす(狩猟の成功率のため、コミュニケーション能力が進化)

 

ように進化した動物である、とあります。

 

さて、ヒトがこういう生き物ならば必然・・・コレに逆らう生活習慣は、身体を害するということ。(自動車で川を走るようなもの)

つまり

・夜に活動し(自律神経失調)

・歩かず走らず(むくみ・偏平足・外反母趾、循環器系の不調)

・偏食で常に食べ続け(栄養の偏り、肥満とそれに続く多種多様の病)

・孤独や過密集団の中にあり続ければ(うつ病やストレス性疾患)・・・

他にも、薬の発展による過剰な対処療法が、本来ヒトの体内に共生しているモノの生活層を破壊し、アレルギーや新たな感染症の増加などを起こしている可能性も指摘されています。

 

薄々わかってはいましたが、つまるところ・・・

薬も鍼も灸も、どこまでがんばっても、患者さんご本人が生活を見直さなければ意味をなさない。

というのは、医療に携わる人間にとっては虚しいことです。

ただ、それでも。

そういう事をキチンと伝えながら、鍼を打ち、灸を据えていくのが我々の生業です。

もうすぐ大晦日。

一〇八の煩悩を祓う除夜の鐘が鳴ります。

来年は、生活習慣を見直して、健康をしっかりとコントロールできるように。

 

当院はそのお手伝いに、手間を惜しみません。

皆さま、良いお年をお迎えください。

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長雨の秋は音楽を -目と耳のちがいとは-

皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

毎日毎日毎日毎日…よく降りますねぇ、雨。
予報を見ると、今後もまだまだ、秋晴れは望めない感じ。

長雨は、気持ちを陰鬱にしてしまうものですが、そんな時は「芸術」・・・特に「音楽」を聴くのも良いかもしれません。

アートには大別して「目で楽しむもの」と「耳で楽しむもの」ものがありますが、脳の理屈で云えば、聴覚は視覚より原始的な部分に作用するんだとか。
(『耳で考える』:養老孟子/久石譲より)

確かに、目で見る雨はなんとも憂鬱ですが、目を閉じてみれば・・・しとしとと降る雨音は、むしろ気持ちを落ちつけてくれるようです。

音楽や力強い言葉が、気分を高揚させてくれるのは、誰しも実感があるでしょう?

 

東洋医学においても、目と耳は「宗脈(すべてのエネルギー)の聚まる所とされています。
(『黄帝内経霊枢:口問第二十八』)

しかし、ヒトは兎角「目」を酷使する生き物なので、目は身体中からエネルギーを吸い上げてしまいます。
眼精疲労から全身疲労につながっている方、現代では非常に多いです。

そこで、「目」を閉じて、もう一つの宗脈「耳」に意識を集中することは・・・

「目」に偏りがちな流れを調え、全身の気脈を調えることにつながります。

「百聞は一見に如かず」と云いますが、音はその旋律の継続性によって効果がでるものですから、音を楽しむときは時間をかけてゆっくりと。

雨の夜は虫の音もキレイです。

芸術の秋を楽しみましょう!

当院では、自宅でもできる様々な健康法もお教えしています。
ぜひお気軽にご相談ください。

 

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腎は〇〇の管理者 -NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

さて、前回のブログでも書きましたが・・・今月からNHKで、とても興味深いシリーズが始まりました。

NHKスペシャル『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。

そして今月のテーマは【腎臓】でした。

番組では腎臓を「血液の管理者」と位置づけ、高地順応、血圧、そして老化にまで至る腎臓の重要性を紹介していましたが・・・

東洋医学でも、【腎】は最も重要な臓腑です。

なぜなら、腎は「『』を蔵す」とされるから。

「精力」「精子」「精神」「精髄」「精妙」など・・・言葉を挙げるとわかりやすいと思いますが、東洋医学における『精』とは、ヒトの成長やSEXの活力であり、またヒトのココロ・・・「精神」の半分、父母から受け継いだ、生来の性格や生れ持った才能の源のことを指します。(残り半分の「神」は、後天的に培われた性格などのこと)

我々東洋医学家は腎を別名、「作強之官」とも呼びますが、コレは『精』を封蔵する腎が健やかであれば、動”作”は力”強”く、いつまでも若々しく、何事に対しても迅速かつ緻密な行動がとれるということから。

西洋医学的に視た【腎臓】を「血液の管理者」とするなら、東洋医学的に視た【腎】は、「精(活力)の管理者」といったトコロでしょうか?

また面白いことに、東洋医学には「精血同源」という言葉もあり、そういう意味では東洋の【腎】もまた、血液との深い関係を示唆しています。

東西両医学がともに最重要とする【腎】。

大事に労わってあげる意味でも、あまり”毒”になるようなものを摂取するのはお勧めできません。

薬などはその最たるものですから・・・皆さん、あまり不必要な薬は極力避け、水分をしっかりとって身体の中をぜひキレイに。

【腎】を補うことは、アンチエイジングはもちろんのこと、不妊治療など、女性のお悩みの基本です。

ぜひ当院に、お気軽にご相談ください。

 

 

この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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東洋医学版【人体ネットワーク】-NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

先週末、NHKで、とても興味深いシリーズが始まりました。

NHKスペシャル『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。

一昔前の医学では、「脳が身体を支配している」というのが常識でしたが・・・ 最新の研究では、「各臓器は脳を介さず・・・むしろ脳も胃腸も同じ立場で情報をやり取りし、体内のバランスを保っている」ということが分かってきたのだとか。

(血流に情報物質を載せて会話をするそうなので、神経だけでなく血管も情報伝達路と云えるそうです)

つまり身体は、「脳による専制君主制」ではなく「全臓器の合議制」で成り立っているということ。

実は東洋医学にも・・・五臓六腑がそれぞれ官職を振り分け、お互いに影響しあい、人体という「国」を運営しているという考え方があります。

故に東洋医学では、臓器を切り取るような外科手術が発展しなかったようです。

最近の医学研究の成果は、西洋医学と東洋医学の相違を少しづつ溶かしているな気がするのは・・・自分だけでしょうか?

このシリーズ、ぜひ追っかけて・・・その時のテーマに上った臓器を、東洋医学ではどう考えているのか?

について、このブログでは書いていこうかと。

次回は【腎臓】です。

当院は皆様によりよい施術を行うため、日々勉強を怠りません。 お身体のお悩み、ぜひ当院にお気軽にご相談ください。