くらしの薬膳, ダイエット, バランス向上

『歯』が語る食のバランス -犬歯はなんのためにある?-

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

今年は戌年。

ハチ公の例を挙げるまでもなく、イヌの誠実さは、ヒトにとっての最上の癒しの一つ。

今年はイヌを大いに見習って・・・今までよりさらに誠実に、愚直に、皆さまの健康のお手伝いをさせていただきたいと思います。

 

さて

ヒトの身体の中で「イヌ」と名がつく部位といえば・・・『犬歯』。

この『犬歯』、獲物を襲い肉を引き裂くための・・・つまり闘争と肉食に適した歯です(写真はライオン)。

草食動物にも犬歯はありますが、象やイノシシを見る限り、主に異性にもてる(これも立派な闘争)ために大きくなっているようです。

そしてヒトの歯32本のうち、肉食用の歯は4本(写真はご先祖さま、ネアンデルタール人の骨格復元。いまのヒトは親知らず抜いちゃうので・・・)。

それ以外は、柔らかい果実や草を摘み取るための切歯(前歯)が8本と、硬い繊維質のものをすりつぶすための臼歯(奥歯)が20本・・・

つまり

肉:葉物野菜や果実:穀物や根菜 = 4:8:20 = 1:2:5

 

どうでしょう?皆さんの食生活、この歯にマッチしてますか??

昨今は、低炭水化物ダイエットが大流行。

確かに過剰な炭水化物の摂取は禁物ですが、タンパク質(肉)ばかり食べれば良いってわけでもありません。

むしろ、なにを食べるかより、どんな硬さのものを食べるかを意識して。

歯をしっかり使うという行為は、

脳にとっても(噛む刺激が、認知機能を高めるという研究があります)

胃腸にとっても(消化器への負担が減ります)

免疫にとっても(繊維質の多いものは、腸内環境を調えます)

姿勢にとっても(ヒトは構造上、猫背では強い咬合力が出せません)

そしてダイエットにとっても(よく噛むことは、満腹中枢を早く刺激するので、少ない量で満足感がでます)、有意義です。

2018年。ぜひ今年は、食生活から見直してみましょう。

当院はそのお手伝いに、手間を惜しみません。

皆さま、本年も【はりきゅう治療院伍行庵】を、よろしくお願い申し上げます。

 

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イメージが姿勢を変える?-正しいイメージは一つじゃない-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

先日、ラジオを聞いていて、かの室伏広治さんが面白いことを言っていました。

『短距離走を走るには、足が接地している時間が短いほど良い。ただコレをそのまま伝えてもダメで・・・「熱い鉄板の上を走るつもりで」と言ってあげると、途端にできるようになるヒトがいる。子供なんかはテキメンに』

室伏さんが仰るように、イメージの力というのは侮れない・・・どころか身体にダイレクトに影響します。

ただ難しいのが・・・「イメージを正しく伝えること」。

例えば、「良い姿勢をつくるコツは?」と聞かれて、我々治療家は、それぞれ様々な表現で答えます。

「骨盤でバランスをとろう」とか。

「頭の天辺から糸で吊るされてるイメージで」とか。

「靴ひもみたいに重心を支点に絞めるように」とか。

こういう表現が患者さんの中にうまくマッチすれば良いのですが、なかなか「全てヒトの腑に落ちるイメージ」は、まだ発見できていません。

言葉って難しい(-_-;)

先の「鉄板の上」なんてのは、優れたイメージ誘導法ですね。

最近、私が患者さん伝えているイメージは、『歯車』

コレは剣道で「腰から構えなさい」と、ご指導いただいた時に思いついたイメージですが・・・

骨盤の角度で狙いをつけるつもりで、骨盤(の歯車)を回すと、上に積み重なっている腰・胸・喉・頭のギアがそれぞれ連動して姿勢が良くなり、構えも安定するようです。

・・・・・・コレもちょっと複雑かなぁ???

もうすぐ連休。当院は暦通りの診療です。

新年度の疲れがドッとでる時期ですから、体調管理をこの辺りで。

ぜひ当院にお気軽にご相談ください。

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くらしのツボ, バランス向上, 腰背部痛, 陰蹻脈, 剣道, 動きの東洋医学

あなたはキレイにしゃがめますか?-蹲踞のキキメ-

こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

皆さん、【蹲踞(そんきょ)】というのはご存じですか? この姿勢です(顔が怖くてスイマセン(;^_^A)。%e8%b9%b2%e8%b8%9e

私は昨年から、子供の頃やってた剣道に再挑戦しているんですが(剣道界ではこういうのをリバ剣というそうです)・・・

今の子供たちの稽古を観ていて、この蹲踞でうまくバランスのとれない子が多いような。

生活が洋式化し、深くしゃがむ必要もなくなってきたせいでしょうが・・・

この蹲踞、実は実生活でも大切です。

以前の記事でも書きましたが、上手く”しゃがめない”ヒトは、中腰で重い物を持ち上げようとする傾向があります。

コレは腰にとっては非常に危険。

ここは一つ、バランス感覚を養う意味でも、皆さんもキレイに【蹲踞(そんきょ)】を決めてみましょう。

ポイントは重心のイメージ。

ヒトの身体には骨盤(下丹田)・胸郭(中丹田)・頭(上丹田)という3つの重心があります。

この3つに加えてもう一つ。

足首・・・特に内くるぶしが大事。

この4つが縦に垂直に積みあがっている時、ヒトの姿勢はとても美しくなります。%e8%b9%b2%e8%b8%9e%e3%81%a8%e9%87%8d%e5%bf%83

そしてこの積み上げのイメージができたら・・・そこから「膝を抜く」だけ。%e3%81%97%e3%82%83%e3%81%8c%e3%81%bf%e6%96%b9

ストンを腰が落ちて、足首の上に3つの重心が積みあがるはずです。

今回、強調した”内くるぶし”。

此処には【照海(しょうかい)】というツボがありますが、東洋医学的にこのツボは、【陰蹻脈(いんきょうみゃく)】の重要ポイント。ツボ 照海

『蹻』という字は、高下駄芸や跳躍芸など「高度なバランス感覚」を意味します。

足首と体幹の重心がキレイに連動する動きは、どのスポーツにとっても・・・また生活でのケガのリスクを減らす意味でも、とても重要です。

武道をやる子もそうでない方も。 日々の生活に蹲踞、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

さて。

エラそうな事書きましたが、私、剣道は実に20数年ぶりというほぼ素人(;^_^A

毎稽古ごと、先生方にご指導いただくばかりです。

それでもなかなか治らない(;^_^A(;^_^A

職業柄、せっかく知識はあることですし、先生方の教えを解剖や運動力学に置き換えて、日々試行錯誤しております。

その辺りの悪戦苦闘ぶりも、今後このブログに挙げていこうかとは思っていますが・・・ あくまで私(20数年ぶりほぼ素人!大事なので2回言います!!)の試行錯誤なので、決して指導者の言などと思われませんように。

こうご期待^^)!

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はり師の四コマ, バランス向上, 腰背部痛, 鍼灸はなぜ効くのか?, 項頚部痛, 頭痛, 動きの東洋医学

「なぜ腰痛で頭に鍼を刺すの?」というご質問から

頭皮鍼

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

鍼灸院で診る症状と云えば、やはり多いのは「痛み」です。

当院では頭痛(や眼の奥の痛み)が一番多いですが、ついで腰痛、背中痛といったところ。

こういう痛みに対して、当院では先ず1本、頭に鍼を打つことが多いんです。頭皮針

「腰痛なのになぜ頭?」と、いぶかしがる方も多いのですが・・・ちゃんと理由が。

ヒトの骨格は、重い頭(頭蓋骨)が、積み木を重ねたような背骨の天辺に乗っかっている・・・普通に考えれば非常にバランスの悪い構造をしています。

実際には背骨の絶妙なカーブや、骨盤や肩甲骨の構造などにより、運動性と安定性を両立した素晴らしいデザインなんですが、

それも普段の姿勢が正しければ、の話。

天辺のバランスがすこしでもズレれば、骨格だけでは姿勢を維持できません。

結果、筋肉が必至にコレを支え・・・

悪い姿勢が日常的になれば、筋肉は緩むこともできず疲労に疲労を重ね・・・

なにかの拍子(気温差やくしゃみなど)に、ギックリ!と。重心イメージ03こういう痛みの治療では、患部だけ治療をしても筋肉は緩みません。

当院の最初の頭の鍼は、一番重い頭のバランスを少し操作することで、「構造的な負荷」を先ず改善させることを目的にしています。

まぁ頭の鍼には色々な理論や技法があり、治療効果もコレだけではありませんが。

それはまたの機会に。

大型台風も迷走中です。

これが過ぎれば、今度は寒暖差厳しい季節の変わり目。

皆さん、この秋にギックリ!といかないためにも、先ずは日々姿勢の見直しを。

頭にタオルのっけて、落とさないように歩く、なんてのも良いですよ^^)

それでも痛みが出たときは・・・お早めに当院にご相談ください!

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ストレス/不安障害、パニック障害, バランス向上, 神経変性疾患, 致命三十六穴, 陰維脈, 足太陽経筋, 足少陰経筋, 手少陽経筋, 任脈

廉泉(れんせん)/舌本(ぜつほん)

CV23)廉泉(lian2quan2)(れんせん)・舌本(she2ben3)(ぜっぽん)・ 本池

【取穴】前頚部、前正中線上、喉頭隆起上方、舌骨の上方陥凹部。

※頚部を軽く屈曲すると、下顎骨と甲状軟骨の間に舌骨隆起を触れる。

【名の由来】「廉=辺り」。本穴内部に舌根があり、此所が津液が泉の様に溢れ出る場所である事から。

【要穴】

『標本:足太陰之標』

『根結:足少陰之結』

【交会】

・経絡(2):任脈-陰維脈

・経筋:足太陽経筋-手少陽経筋の結す処(舌本)

【作用】

〔補〕補益舌本・生津潤燥

〔瀉〕舌絡通調・壅腫消散・清熱化痰・通利咽膈

【弁証主治】

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・腹部のしこり・痔・糖尿病など

◆陰維脈病「心痛に苦しむ」

心痛、心窩部痛・激しい動悸、胸苦しさ〔繆刺法…反対側を瀉血〕・梅核気〔刺鍼1分・灸3壮〕・しゃっくり・脇下のつかえ・腰背部痛など

◆足太陰経病

貧血、血液疾患・胃腸虚弱・婦人科疾患・萎縮性舌炎、舌のこわばり・嚥下困難・脈浮緩など

◆足少陰経筋病

てんかん発作・下肢~足底のひきつれ・錐体外路系障害など

◆足太陽経筋病

項頚部痛・鎖骨窩痛・脇痛・こむら返り・踵痛・足第5指痛・身体を揺すれないなど

◆手少陽経筋病

上肢痛、ひきつれなど

【主症主治】流行性耳下腺炎・扁桃腺炎・咽頭炎

【主症配穴】

+中衝…舌下の炎症・舌瘡

【症例/個人的見解】

・足陰経における根結では、『結』は任脈上の中脘(足太陰)、玉堂(足厥陰)、廉泉(足少陰)とされている。足陽経同様、経筋と絡めて考えると、この3点は、各経筋の動作上の軸と関わるのではないだろうか?

・足少陰経筋の病-仲秋痺-は「此筋折紐、紐発数甚者、死不治」とある。個人的には錐体外路系の変性疾患を思わせる。

・梅核気の治療で著効があったことがある。

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。気道の損傷。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675