くらしのツボ, はりにまつわる物語, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から, 動きの東洋医学

若さの門は『足首』にあり?-NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

ここ最近、興味深く視ている、NHKスペシャルのシリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。

東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

そして先週末のテーマは・・・『骨』でした。

番組では、骨を『若さの門番』と位置づけ、骨が放つ様々なホルモンが、「記憶力」「免疫力」「筋力」「生殖力」に対して、とても重要な役割をしている。としていました。

よもや骨までがホルモンを放出しているというのは、ちょっと驚き。

さて、番組で取り上げられていた『骨にまつわる4つの力』。

東洋医学では【骨】自体も含めて、【腎】という臓器の働きとしてまとめられます。

以前のブログでも書いたように、【腎】は精力や動作の機敏さ・・・つまり若さを司る臓。

そして、この【腎】から身体へと巡る経絡の一つに、【陰蹻脈(いんきょうみゃく)】という流れがあります。

この脈は古来、別名『復命関』や『死生根』、『桃康』などと呼ばれ・・・不老不死の要として、道家(仙人を目指す人々)に注目されてきました。

興味深いのは、この脈のツボとして真っ先に挙げられるのが、内くるぶしの下にある【照海(しょうかい)】であること。

骨が出すホルモンは、「走ること、歩くこと、ジャンプすることの衝撃が骨に伝わることで、放出が活性化する」とのこと。

つまり、足首に適度な衝撃が加わる生活を続けることこそ、不老不死、アンチエイジングの要ということかと。

乗り物で移動し、オフィスについたら一日中、椅子に座りっぱなし。

という生活をしていたら、いくらサプリを飲もうがエステにいこうが、『骨』は応えてくれません。

歩いて、走ってジャンプして・・・

アンチエイジングの意思をしっかりと『骨』に伝えましょう!

 

『人体』-神秘の巨大ネットワーク-第4回目は、明日の夜。

テーマは『腸』です。

皆さんもお見逃しなく!

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。

お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

 

 

この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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くらしの薬膳, ダイエット, バランス向上

『歯』が語る食のバランス -犬歯はなんのためにある?-

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

今年は戌年。

ハチ公の例を挙げるまでもなく、イヌの誠実さは、ヒトにとっての最上の癒しの一つ。

今年はイヌを大いに見習って・・・今までよりさらに誠実に、愚直に、皆さまの健康のお手伝いをさせていただきたいと思います。

 

さて

ヒトの身体の中で「イヌ」と名がつく部位といえば・・・『犬歯』。

この『犬歯』、獲物を襲い肉を引き裂くための・・・つまり闘争と肉食に適した歯です(写真はライオン)。

草食動物にも犬歯はありますが、象やイノシシを見る限り、主に異性にもてる(これも立派な闘争)ために大きくなっているようです。

そしてヒトの歯32本のうち、肉食用の歯は4本(写真はご先祖さま、ネアンデルタール人の骨格復元。いまのヒトは親知らず抜いちゃうので・・・)。

それ以外は、柔らかい果実や草を摘み取るための切歯(前歯)が8本と、硬い繊維質のものをすりつぶすための臼歯(奥歯)が20本・・・

つまり

肉:葉物野菜や果実:穀物や根菜 = 4:8:20 = 1:2:5

 

どうでしょう?皆さんの食生活、この歯にマッチしてますか??

昨今は、低炭水化物ダイエットが大流行。

確かに過剰な炭水化物の摂取は禁物ですが、タンパク質(肉)ばかり食べれば良いってわけでもありません。

むしろ、なにを食べるかより、どんな硬さのものを食べるかを意識して。

歯をしっかり使うという行為は、

脳にとっても(噛む刺激が、認知機能を高めるという研究があります)

胃腸にとっても(消化器への負担が減ります)

免疫にとっても(繊維質の多いものは、腸内環境を調えます)

姿勢にとっても(ヒトは構造上、猫背では強い咬合力が出せません)

そしてダイエットにとっても(よく噛むことは、満腹中枢を早く刺激するので、少ない量で満足感がでます)、有意義です。

2018年。ぜひ今年は、食生活から見直してみましょう。

当院はそのお手伝いに、手間を惜しみません。

皆さま、本年も【はりきゅう治療院伍行庵】を、よろしくお願い申し上げます。

 

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ラン・長距離走, 足首、足、踵痛, 動きの東洋医学

『生粋のランナー』の正しい走り方-アキレス腱を痛めないために-

こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

さて皆さん、走ってますか?

ランニングやマラソンは、もはやブームを超えて定着した感がありますね。

私も週一、5㎞ほどですが・・・まぁ一応走っています。

当院の患者さんにも、相当ハードなランをされている方がちらほら。

そんな方々の悩みの一つが、アキレス腱の痛みです。

慢性的なアキレス腱痛がある場合・・・治療も大切ですが、先ずは走る意識を変える必要がありそうです。

アキレス腱を構成する「腓腹筋」は本来、白筋(速筋)と呼ばれる、瞬発力に優れるも持久力は少ない筋質。
短距離ならともかく、長距離走者がこの筋肉に過剰に負荷をかける走りをするのは、あきらかにケガの元です。

ではどうするか?

意識を「地面を蹴る」から「臍の力を地面に伝える」に切り替えてみましょう。

最近、どの競技でも重要視される、体幹の奥にある「腸腰筋」。

ココが始動することで、大殿筋や大腿四頭筋などの大きな筋肉が連動をはじめ、その強い力は腓腹筋を通ってつま先へと伝播します。

この際、腓腹筋は、伸び縮みする(ゴムのような)筋肉としてではなく、一定の張りを保つ(紐のような)アキレス腱として使った方が、強い力を逃さず利用できるんです。(この機能、専門的には”Tendon action”と言います)

-参考文献『脳百話-動きの仕組みを解き明かす-』-

大きな筋力を効率よく足先に伝えられれば、小さい筋肉をムリに使って痛めるリスクも減っていきます。

200万年近く前・・・ヒトは猿から進化する過程で、樹上生活に適した骨格から、サバンナの平原を走り続ける「ランナー」としての骨格を獲得したそうです。

-参考文献『骨から見る生物の進化』-

その生来のランナーが、走りでケガをするというのは、どこかにムリな動きを入れているという事。

これからの運動の秋。

是非、身体と相談したムリのないランニングフォームを手に入れましょう!

当院では、皆さんのレベルに応じた運動のアドバイスも致します。

ぜひお気軽にご相談ください。

 

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バレエ・ダンス, 剣道, 動きの東洋医学

バレエ×剣道-なぜバレリーナの動きは優雅なのか?-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

つい先日、バレエ方面のケアで活躍している後輩と飲む機会があったのですが・・・

バレエの話を聞いていて、ふと「随分と剣道と共通する部分が多いなぁ」と。

例えば跳躍/飛び込み面。

陸上のスプリントやバレーボールなどは、跳躍/ダッシュの直前に、身体全体を使って”溜め”を作り、その反動で強い推進力を生みます。

しかし、剣道では「初動を消す」・・・つまり予備動作を極力減らして打突に入ることが理想。

同じようにバレエの跳躍も理想は「重力を消すこと」だとか。

確かにバレエを観ていて感じるあの独特の浮遊感は、大きな”溜め”では得られませんよね。

ではバレリーナは、どうしてあんな跳躍ができるのか?

曰く、バレエの基礎練に【タンデュ】というのがあるそうで、コレにバレエに必要な動作の全てが含まれているのだとか。

翌日、早速いろいろ調べてみましたが・・・

なるほど、コレは奥が深い。

ネットで調べた情報のみなので、あくまで私が感じた【タンデュ(っぽいもの)】の紹介ですが、確かにこの動作、ゆっくりとやればやるほど、足裏、ふくらはぎ、腿裏や体幹などに効いているのが分かります。

バレリーナはコレ、準備運動として・・・前だけじゃなく、横も後ろもやるんですって。

凄いな。

剣道でもう随分と「へっぴり腰」を指摘されて続けながら、なかなか治らない自分としては、コレは是非、取り入れるべき基礎練かも。

足裏、ふくらはぎ、腿裏や体幹といった筋肉は、昨今、どんなスポーツでも取り上げられるポイントです。

種目を選ばず、一つお試しあれ。

姿勢は間違いなく良くなるはずですから。

当院では、お一人お一人に合わせた、運動法やストレッチなどもご提示しています。

是非お気軽にご相談ください。

 

 

この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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動きの東洋医学

背骨を柔らかくするエクササイズー知識と意識が動きをかえる-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

当院には、首や腰の慢性的な痛みを訴える方が多くご来院されますが・・・最近、気になるのが『背中(胸椎)が硬い』方がとても多いこと。

ひどい方だと、まるで一つの骨のように固まってしまっていて動きがほとんどみられません。

現代はPCやデスクワークばかりで、背骨をしっかり動かす機会が激減してしまったせいでしょうが・・・

背骨は24個の骨(脊椎)からできています。

これはつまり、手や足よりもはるかに動くように出来ているということ。

この24個の関節を最大限に使えれば、理論上は前後に250度の動く幅がある計算です。

しかし、24個の内の半数である12個の胸椎が動かないとなれば・・・

その上下の首(頚椎)と腰(腰椎)は、必要以上の負担を強いられます。

これでは、首の痛みも腰痛も致し方なし。

そこで・・・

今回は、背骨をしっかり動かすためのエクササイズを一つご紹介。

このエクササイズは【ロールダウン】という腹筋のトレーニングと同じ型ですが、今回はあまり腹筋は意識せず。

なので、手で太ももを持って支えていてOKです。

身体を落としていく過程で、背骨1コ1コがしっかり動くイメージを持って・・・

1秒1骨、24秒かけて、寝そべっていきましょう。

「そこに関節がある」という事を知り、動かすイメージを持つこと・・・

【知識】と【意識】は、実際に身体の使い方を変えていきます。

暑い夏。

先ずは涼しい部屋の中で、日ごろ使わない関節をしっかり動かすことからはじめましょう!

来るべき「運動の秋」にむけて。

当院では、お一人お一人に合った運動法やストレッチもお教えします。

ぜひお気軽にご相談ください。
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アンチエイジング, 足少陰経筋, 動きの東洋医学

ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!-カラダが弾むとココロも弾む-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

梅雨。 この時期は、どうしても運動不足になりやすく、また精神的にも鬱々としやすいもの。

こんな時、なにかオススメの健康法はないかと考えたんですが・・・

【マサイのジャンプ】なんかどうでしょう?  こんなヤツです。

アフリカのマサイ族の皆さんが、よくやってるでしょう?

そもそもヒトの、「2本足で立つ」という基本姿勢はとても不安定。

その不安定さを補うため、『主要姿勢筋群』という背側のいくつかの筋肉が、常に微妙な姿勢制御を行っています。

このジャンプは、この『主要姿勢筋群』を連動して鍛えるには格好の運動。

姿勢を良くし、アンチエイジングの効果は抜群です。

また、これらの筋肉中、特にふくらはぎのヒラメ筋は、血液やリンパを心臓へと押し上げる「第二の心臓」として機能します。

つまり、梅雨時期のムクミや代謝不全にも効果大。

加えて、垂直方向から加わる負荷は、骨を刺激し骨代謝を促進します。

バレーボールやバスケをやる子供の身長が平均的に高いのは、成長期に適切な垂直負荷が骨に加わるからだともいわれています。

成人であっても、骨粗鬆症の予防としては大切です。

さらに、医学的な立証はないようですが・・・

太古の記憶か脳やその周辺組織への刺激になるのか、「ジャンプ」という運動は、気分を高揚させ、ストレスを抜く効果があるようです。

子供たちは、うれしい時って飛び跳ねるでしょ?

 

東洋医学でも、この『主要姿勢筋群』に近しい筋ラインというのはあるのですが・・・

面白いことにこのラインは、成長や骨、髄、脳などと密接につながる【腎】から栄養を受けると考えられています。

梅雨の季節こそ、心身共に軽やかにするために。

1日10回のマサイジャンプ、ぜひお試しを!

カラダや運動にかんするちょっとした疑問。 ぜひ当院にお気軽にご相談ください。

 

 

この記事に関する、プロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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