郄穴〔通経活血〕, 足厥陰肝経

中都(ちゅうと)

LR6)中都(zhong1du1)(ちゅうと)・中郄・太陰

【取穴】下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方七寸。

※膝蓋骨尖と内果尖を結ぶ線上の中点の下方五分で、脛骨内側面の中央にある。

【名の由来】「都=集まる」。本穴が脛骨内側の中央に位置し、厥陰経気が集まる処である事から。

【要穴】『足厥陰経郄穴』

【作用】

〔補〕固衝止崩

〔瀉〕疏肝理気

【弁証主治】◆厥陰経血(熱)病

統合失調症・顔が赤い・黄疸・腋窩リンパ節腫・呼吸困難・胸苦しさ・心痛、激しい動悸・上肢の痛み、痙攣やこわばり・掌の火照り、指先の痺れ・性欲の異常・泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・疔瘡〔郄門~内関の三穴透刺〕・※副腎髄質機能亢進症など

【弁証配穴】『郄会配穴(臓):章門+中都・筑賓』…臓病

【症例/個人的見解】

・陰経の郄穴は、手足同名経の血病を主治する。

 

※副腎髄質…副腎髄質はそもそも交感神経節後線維の一種。血中にカテコールアミン(交感神経節後線維の伝達物質はみなカテコールアミン)を放出し、全身的な緊急反応をつくる。(つまり各臓器は、つながる交感神経支配と血中から二重に亢進をうける)

・アドレナリン…闘争と逃走(fight-or-flight)のホルモン。運動器への血流量増加(心臓機能上昇。消化機能低下)・呼吸機能増加・感覚器の感度上昇と痛覚の鈍化。

・ノルアドレナリン…アドレナリンと同様の働きに加え、脳に作用し注意(集中)と衝動性(決断)を高める。また長期記憶にも関わる。

・ドーパミン…副腎髄質からはごくわずか。循環血中のドーパミンの作用はまだよくわかっていないが、脳内においては意欲、動機、学習などに深く関与するといわれる。陽性(亢進)状態では幻覚・妄想など、陰性(抑制)状態では抑うつなど。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
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アレルギー疾患, 郄穴〔通経活血〕, 足首、足、踵痛, 足少陽胆経

外丘(がいきゅう)

GB36)外丘(wai4qiu1)(がいきゅう)

【取穴】下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方七寸。

※外果尖と膝窩横紋外端を結ぶ線上の中点の下方一寸で、GB35)陽交の前方にある。

【名の由来】「丘=小さな隆起」。本穴が下腿外側の筋肉の隆起した場所にある事から。

【要穴】

『少陽経郄穴』

『少陽の生じる処?』

【作用】〔瀉〕舒筋活絡

【弁証主治】

◆少陽経の痛み

片頭痛・外眼眦痛・鼻頭が脂ぎる・耳痛・リンパ節腫・喉痛・鎖骨窩痛・上肢痛・第4指痛・脇肋痛・側腹部痛・膝外側痛・こむら返り・足首痛・足第4指痛・帯状疱疹・※接触性皮膚炎など

【主治】狂犬病の解毒?

【弁証配穴】『郄会配穴(骨):大杼+外丘・水泉』…骨病

【主症配穴】

+後頂…発熱・悪寒・頭痛〔瀉法〕

+中脘…大腸疾患

【症例/個人的見解】

・陽経の郄穴は手足同名経の痛みに対しても影響を及ぼすのではないだろうか?

 

※接触性皮膚炎…衣服、気温、化学物質、金属など外界の刺激を受けて生じる皮膚炎。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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郄穴〔通経活血〕, 陽維脈, 足首、足、踵痛, 足少陽胆経

陽交(ようこう)

GB35)陽交(yang2jiao1)(ようこう)・足髎(zu1liao2)(そくりょう)・別陽

【取穴】下腿外側、腓骨の後方、外果尖の上方七寸。

※外果尖と膝窩横紋外端を結ぶ線上の中点の下方一寸で、GB36)外丘の後方にある。

【名の由来】本穴が足少陽経-陽維脈交会穴である事から。

【要穴】『陽維脈郄穴』

【交会】・経絡(2):足少陽経-陽維脈

【作用】〔瀉〕舒筋活絡

【弁証主治】

◆足少陽経病

口苦・溜息・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥など

◆陽維脈病「寒熱に苦しむ」

悪寒戦慄をともなう高熱・往来寒熱・リンパ節腫・てんかん、意識障害・躁鬱・四肢の冷え・めまい・胸苦しさ・腰痛など

【弁証配穴】『郄会配穴(筋):陽陵泉+金門・陽交・跗陽』…筋病

【主症配穴】

+解渓…動悸

+足臨泣…胸が張って苦しい〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・陽(維・蹻)を病むと寒を生ず。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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経外奇穴, 郄穴〔通経活血〕, 手厥陰心包経

郄門(げきもん) ※二白(にはく)

PC4)郄門(xi4men2)(げきもん)

【取穴】前腕前面、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方五寸。

※こぶしを作り、手関節を回外して肘関節を軽く屈曲すると長掌筋腱と橈側手根屈筋腱がより明瞭に現れる。PC3)曲澤とPC7)大陵を結ぶ線の中点の下方一寸にある。

※長掌筋腱が不明瞭な場合は、橈側手根屈筋腱の内側に取る。

【名の由来】本穴が手厥陰経の郄穴であり、厥陰経気が集中する門戸である事から。

【要穴】『手厥陰経郄穴』

【作用】〔瀉〕寧心理気

【弁証主治】

◆厥陰経血(熱)病

統合失調症・顔が赤い・黄疸・腋窩リンパ節腫・呼吸困難・胸苦しさ・心痛、激しい動悸・上肢の痛み、痙攣やこわばり・掌の火照り、指先の痺れ・性欲の異常・泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・疔瘡〔郄門~内関の三穴透刺〕・※副腎髄質機能亢進症など

【弁証配穴】『郄会配穴(脈):太淵+郄門・孔最』…脈病

【主症配穴】+太渓〔補〕…喀血〔郄門は瀉〕

【症例/個人的見解】

・陰経の郄穴は、手足同名経の血病を主治する。

 

※副腎髄質…副腎髄質はそもそも交感神経節後線維の一種。血中にカテコールアミン(交感神経節後線維の伝達物質はみなカテコールアミン)を放出し、全身的な緊急反応をつくる。(つまり各臓器は、つながる交感神経支配と血中から二重に亢進をうける)

・アドレナリン…闘争と逃走(fight-or-flight)のホルモン。運動器への血流量増加(心臓機能上昇。消化機能低下)・呼吸機能増加・感覚器の感度上昇と痛覚の鈍化。

・ノルアドレナリン…アドレナリンと同様の働きに加え、脳に作用し注意(集中)と衝動性(決断)を高める。また長期記憶にも関わる。

・ドーパミン…副腎髄質からはごくわずか。循環血中のドーパミンの作用はまだよくわかっていないが、脳内においては意欲、動機、学習などに深く関与するといわれる。陽性(亢進)状態では幻覚・妄想など、陰性(抑制)状態では抑うつなど。

 

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二白(er4bai2)(にはく)・郄門(xi4men2)(げきもん)

※経外奇穴-扁鵲神應鍼灸玉龍経-

【取穴】前腕前面、手関節掌側横紋の上方四寸。橈側手根屈筋腱の両際で、一側に二穴。左右四穴。

【由来】「白=金」。本穴が肩腕に二穴あり、金腑である大腸の疾患によく用いる事から。

【主治】胸脇痛・前腕の痛み・痔・脱肛

【配穴】

+大腸兪…痔

+長強+百会〔灸〕…脱肛

 

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675