バランス向上, バレエ・ダンス, 衝脈, 足太陰経筋, 八宗穴(八脈交会穴)

保護中: -骸骨は踊る-【足太陰経筋】

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バランス向上, , 足太陰経筋, 八会穴, 募穴〔瀉実〕, 各種依存症, 回陽九針, 消化器疾患, 任脈

中脘(ちゅうかん)

CV12)(zhong1wan3)(ちゅうかん)・太倉・中管・胃募・上紀

【取穴】上腹部、前正中線上、臍中央の上方四寸。

【名の由来】「脘=胃」。本穴が胃の中央に位置する事から。

【要穴】

『胃募穴』

『八会穴:腑会』

『根結:足太陰之結』

『前三関』

※気功用語。小周天功における重要な関所の一つ。関元・中脘・膻中とする説と、関元・膻中・印堂とする説あり。

【交会】

・経絡(4~6):任脈-手太陽経-手少陽経-足陽明経(-手太陰経-足厥陰経)

※”中焦”を中脘と同義とするなら、足厥陰経-手太陰経とも交会する事となるが… 

【作用】

〔補〕補中健胃・温陽益胃・暖胃散寒

〔瀉〕和胃導滞・去痰消積・暖胃遂邪・腑気温通・清胃散邪

【弁証主治】

◆胃病/血病/腑病全般

※疳証・腹痛、腹張、腹水などの消化器症状・黄疸・脈浮緩・07:00~09:00あるいは19:00~21:00の異常など

◆心包病

胸苦しさ・心痛、激しい動悸・掌の火照り・※副腎髄質機能亢進症など

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患 〔灸300壮〕・下腹部のしこり、※伏梁、※奔豚、※痃癖・痔・糖尿病など

◆手太陽経病

悪寒発熱・リンパ節腫・項頚部痛・肩痛・上肢の痛み、ひきつれ、マヒ、火照りなど

◆手少陽経病

多汗・耳鳴、急性の強い難聴・歯痛・喉痛・胸脇痛など

◆足陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症など

◆手太陰経病

呼吸器の虚弱・咳嗽、喘息・自律神経失調・鎖骨窩痛・肘痛・両手を交えてもだえるなど

◆足厥陰経病

性欲の異常・更年期障害など

◆足太陰経筋病

脇腹~臍の引きつれ・下腹部~陰部のひきつれと鋭い痛み・股関節痛・陰部痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛・腰痛、背深部の痛みなど

【弁証配穴】

『郄会配穴(腑):中脘+温溜・筑賓』…腑病

『兪募配穴(胃):中脘+胃兪』…胃病

『募合配穴(胃):中脘+足三里』…食積胃脘証・胃寒証

『原募配穴(足陽明経):衝陽+中脘』…足陽明経病

【主症配穴】

『回陽九針穴法:瘂門⇒労宮⇒三陰交⇒湧泉⇒太渓⇒中脘⇒環跳⇒足三里⇒合谷/蘇生法?』

+大椎…※霍乱

+腰兪…発熱〔瀉法〕

+心兪〔灸〕…不安障害

+頭維…前頭部痛

+肺兪…慢性の咳嗽〔喀痰が多い時には+豊隆〕

+上脘…心痛・脾痛

+腕骨…黄疸 〔中脘は金鍼〕

+豊隆…蕁麻疹〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・募穴はその臓腑に加え、子午の表裏にある臓腑も主治する。すなわち胃募穴である中脘は、心包の病も主治とする。

・個人的には、副腎髄質ホルモンの亢進症状が心包の病をイメージさせる。

・古典には「和して之を消す」とある。三脘の中でも胃の機能そのものを高める。

・和漢三才図会に「妊婦禁灸」とある。要注意。

・中国では、『回陽九針穴』を順番に取穴していくと、一時的な蘇生効果があるともいわれる。

・足陰経における根結では、『結』は任脈上の中脘(足太陰)、玉堂(足厥陰)、廉泉(足少陰)とされている。足陽経同様、経筋と絡めて考えると、この3点は、各経筋の動作上の軸と関わるのではないだろうか?

 

※疳証…慢性的な疾患によって痩せ衰え、津液が枯渇するもの。古代小児四大証(痘・麻・驚・疳)の一つ。顔色が黄色く肌に艶がない・毛髪が焦げたように細い・腹大静脈怒張・精神衰弱など。

※副腎髄質ホルモン(カテコールアミン)…交感神経による神経性調節。緊急反応をつくる。

・アドレナリン…心拍出量増加作用、血糖値上昇作用。

・ノルアドレナリン…抹消血管収縮による血圧上昇作用。

・ドーパミン…副腎髄質からはごくわずか。循環血中のドーパミンの作用はまだよくわかっていないが、脳内においては意欲、動機、学習などに深く関与するといわれる。陽性(亢進)状態では幻覚・妄想など、陰性(抑制)状態では抑うつなど。

※心積伏梁…五積之一。臍上から心窩部にかけて大きなしこりが在り、慢性化する。顔が赤い・喉が渇き、唾に血が混じる・動悸・胸苦しさ・お腹の中の熱感・掌のほてり・脈沈芤。悪化すると痙攣をおこすことも。

※腎積奔豚…五積之一。脇腹にしこりが出来、このしこりが時々胸を衝き上げるようで苦しい・腹痛・往来寒熱・骨萎・息切れなど。

※痃癖…脇肋部にある癖塊。痃:臍の両側が筋張り盛り上がっているもの。痛みは無い事もある。癖:両脇にあり、痛む時だけ触知できるもの。

※霍乱…熱中症に類する。突発性のひどい嘔吐と下痢、胃の気持ち悪さ。寒・熱・乾・湿の区別があり、筋肉の痙攣(特に腹筋・腓腹筋)を生じることもある。コレラや細菌性食中毒も該当。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
経外奇穴, 致命三十六穴, 足太陰経筋, 婦人科疾患, 意識障害, 手少陰経筋, 更年期障害, 任脈

神闕(しんけつ) ※三角灸(さんかくきゅう)

CV8)(shen2que4)(しんけつ)・維会・臍中・気舎・闕陰・命蔕・気合

【取穴】上腹部、臍中央。

【名の由来】「闕=宮中」。臍は「先天之結帯、後天之気舎」と云い、胎児の神気を結び、営気を送る場である事から。

【交会】・経筋(2):足太陰経筋の結す処・手少陰経筋の系する処

【作用】〔基本、神闕は灸〕

〔灸補〕中陽奮起・下元温補・回陽固脱

〔灸瀉〕駆冷散結・寒邪温散・血脈温通・開竅復蘇

【弁証主治】

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・腹部のしこり、※奔豚・痔・糖尿病など

◆足太陰経筋病

脇腹、下腹部~臍、陰部への引きつれと鋭い痛み・股関節痛・陰部痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛・背深部の痛みなど

◆手少陰経筋病

しゃっくり・※伏梁・※肘網の痛み・上肢内側痛・インポテンツなど

【主症主治】むくみ・※尸厥 〔灸1壮〕・※脱証

【主症配穴】

+公孫…腹張

+復溜…お腹のむくみ

+三間〔瀉〕…過敏性腸症候群

+三陰交…排尿障害

【症例/個人的見解】

・和漢三才図会に「禁鍼穴」とある。常識的に考えて鍼は使わないほうが良いかと。

・尸厥に対し、扁鵲が鍼をしたとの逸話あり。

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。腹腔内臓器の損傷。

 

※腎積奔豚…五積之一。脇腹にしこりが出来、このしこりが時々胸を衝き上げるようで苦しい・腹痛・往来寒熱・骨萎・息切れなど。

※心積伏梁…五積之一。臍上から心窩部にかけて大きなしこりが在り、慢性化する。顔が赤い・喉が渇き、唾に血が混じる・動悸・胸苦しさ・お腹の中の熱感・掌のほてり・脈沈芤。悪化すると痙攣をおこすことも。

※肘網…肘に分布する細網(孫絡?)。脳梗塞後の肘のこわばりなどはコレによる。

※尸厥…突然昏倒し仮死状態を呈する。手足の冷え・鳥肌・顔色が青黒い・うわごと・咬い締め・めまい・呼吸微弱、脈絶微弱など。

※脱証…珠ような汗がながれ、手足がひどく冷える・眼は閉じ口は開いたまま、手は巻き上がる・尿漏れ・脈微細絶。虚証。 描写から考えるに、錐体路、錐体外路変性、進行性球マヒなども含まれるかと。

 

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三角灸(san1jiao3jiu3)(さんかくきゅう)・疝気穴・臍傍穴・臍三角

※経外奇穴-世医特効方-

【取穴】下腹部、患者の両口角の長さを一辺とした正三角形をつくり、その頂点を臍にあてる。その底辺を水平にして、両底角を取穴する。

【名の由来】その取穴の方法と、一般に灸法に用いる事から。

【主治】鼠径ヘルニア・肝斑・過敏性腸症候群・慢性結腸炎・不妊症

【配穴】+足三里+大敦…陰嚢ヘルニア

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
精神疾患, ED、男性不妊、泌尿器疾患, 致命三十六穴, 足太陰経筋, 任脈

曲骨(きょくこつ)

ツボ 曲骨CV2)曲骨(qu3gu3)(きょくこつ)・屈骨・屈骨端・尿胞・回骨

【取穴】下腹部、前正中線上、恥骨結合上縁。

【名の由来】本穴が恥骨上際にあり、会陰より曲がって、身体前面に上行する部位である事から。

【交会】

・経絡(2):任脈-足厥陰経

・経筋:足太陰経筋の結する処?

【作用】〔瀉〕通利小便・調経止痛

【弁証主治】

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・腹部のしこり・痔・糖尿病など

◆足厥陰経病

腰痛・性欲の異常・更年期障害など

◆足太陰経筋病

脇腹、下腹部~臍、陰部への引きつれと鋭い痛み・股関節痛・陰部痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛・背深部の痛みなど

【配穴】

+陰廉…女陰の掻痒〔瀉法〕

+気衝…子宮脱垂〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。恥骨骨折、骨盤腔内臓器の損傷。

・EDに対する新穴として、陰茎根部の上下左右計4穴を『陽萎穴Ⅴ号』とする。

・チベット医学では性欲の過剰亢進や異常性癖など(性の精神異常)に本穴を用いるらしい。灸法。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
足太陰経筋, 足少陽胆経, 帯脈

五枢(ごすう)

GB27)五枢(wu3shu1)(ごすう)

【取穴】下腹部、臍中央の下方三寸、上前腸骨棘の内方。

※GB26)帯脈の下方三寸でCV4)関元と同じ高さにある。

【名の由来】「枢=要」。本穴が足少陽経の腹部五穴の中心にある事から。

※足少陽経腹部五穴…京門・帯脈・五枢・維道・居髎

【交会】

・経絡(2):足少陽経-帯脈

・経筋:足太陰経筋の結する処(髀)

【作用】〔補瀉〕温補下焦

【弁証主治】

◆足少陽経病

口苦・溜息・足首痛・皮膚の乾燥など

◆帯脈病「腹満、腰溶溶として水中に坐している如し」

腹張・腰~側腹部痛、痙攣・下半身の筋力低下・下脱症状・過敏性腸症候群・泌尿器、婦人科疾患など


◆足太陰経筋病

脇腹~臍の引きつれ・腰背部痛・股関節痛・陰部痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛など

【配穴】

+上巨虚…※奔豚

+帰来…睾丸が上がる〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・痿証(筋力低下)の治療には、陽明経を主に、衝脈・帯脈・督脈との関係を考慮しながら配穴すると良い。

・帯脈は腰腹部内外の安定に関与し、その病証は特に様々な「下脱」として現れる。 その中には内臓下垂・子宮脱・陰嚢ヘルニア・脱肛などの臓器下脱から、おりものの不調・不正出血・遺精・尿漏れ・下痢などの機能的漏脱も含まれる。

 

※腎積奔豚…五積之一。脇腹にしこりが出来、このしこりが時々胸を衝き上げるようで苦しい・腹痛・往来寒熱・骨萎・息切れなど。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
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てんかん、チック、ジストニア、顔面痙攣, バランス向上, 疼痛, 発汗調整, 絡穴〔去痰化瘀〕, 足太陰経筋, 足太陰脾経

大包(だいほう)

SP21)大包(da4bao1)(だいほう)

【取穴】側胸部、第6肋間、中腋窩線上。

※側臥して上腕を外転したとき、中腋窩線と第6肋間の交点にある。

【名の由来】「包=統括」。本穴が「脾之大絡」であり、陰陽諸経を統括し、臓腑四肢を滋養する働きがある事から。

【要穴】『脾之大絡/淵腋の下三寸から出て、胸脇に分布する』

【作用】〔瀉〕理気活絡

【絡脈主治】脾之大絡脈の問題

〔補〕全身の関節の不和・不随意運動(ジストニアなど?) 

〔瀉〕全身の痛み(線維性筋痛症など?)

【弁証主治】

◆足太陰経(筋)病

貧血、血液疾患・動悸、心窩部痛、胸苦しさ・胃腸虚弱、萎縮性胃炎・出血傾向・萎縮性舌炎、嚥下困難・脇腹~臍の引きつれ・背深部の痛み・婦人科疾患・更年期障害・股関節痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛・脈浮緩など

【主症主治】顔の多汗

【症例/個人的見解】

・『脾之大絡』という点で言えば、大包は全経絡に交会しているとも言えるのだろうか?

・本穴が具体的にどういう機能を有するかはハッキリしない(臨床でも使いづらい場所なので)。古典には「実すると全身が尽く痛み、虚すると全身の関節に問題が生じる」とあるので、線維性筋痛症やリウマチなどへの応用は可能か?

・脾之大絡脈の病の記述や、足太陰経筋のラインを考えるに、胸裏に入る経筋は大包と関係するのでは?

・橋本敬三氏著『からだの設計にミスはない』の中で、乳幼児の発育向上と疾病予防に対し、「脇腹を軽くくすぐってやると、その刺激に反応して手足をキクキク動かして勝手に運動系を調節する。万事それでOKである」とある。大包の絡脈主治に対してとても興味深い示唆であると感じる。

・首から上の汗を抑える方法として「舞妓の高帯」と呼ばれる方法がある。皮膚圧反射を利用するもので、胸郭上部を帯などで圧迫することで、帯より上の発汗を抑制し、代わりに帯より下の発汗が増す。ツボとしては本穴と大包を挙げるものが多いが、あまりツボに拘る必要はないかも。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】

むくみ、冷え症, 禁灸穴, 膝痛, 足太陰経筋, 足太陰脾経, 合(水/土)穴(下合穴)〔逆気而泄を治す〕, 消化器疾患

陰陵泉(いんりょうせん)

SP9)陰陵泉(yin1ling2quan2)(いんりょうせん)・陰之陵泉

【取穴】下腿内側(脛側)、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部。

※脛骨内側縁に沿って近位へ擦上すると、膝関節の下に陥凹部を触れる。脛骨内側顆下縁と脛骨後縁の角の陥凹部にある。

【名の由来】「陰=内側」「陵=突起」「泉=陥凹」。本穴が脛骨内側顆下骨際陥凹部にある事から。

【要穴】『足太陰経合水穴(土経水穴/土克水)』

【交会】・経筋:足太陰の結す処(脛骨内側顆)

【作用】

〔補〕健脾去湿・調補肝腎

〔瀉〕通利水道・利水行湿・温化水湿・清利湿熱

【弁証主治】

◆気逆証(湿証)「逆気而泄を治す/土克水」

※霍乱〔灸3壮〕・喘息・過敏性腸症候群〔透承山〕・アレルギー疾患など

◆足太陰経(筋)病

貧血、血液疾患・嚥下困難・心窩部痛・脇腹~臍の引きつれ・胃腸虚弱・背深部の痛み・婦人科疾患・陰部痛・股関節痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛・水虫・脈浮緩09:00~11:00あるいは21:00~23:00の異常など

【主症主治】変形性膝関節症〔透陽陵泉〕・下肢の蜂窩織炎

【弁証配穴】

『募合配穴(脾):章門+陰陵泉』…脾虚湿盛証

『原合配穴(太陰経):太白+陰陵泉』…足太陰経(筋)病

【主症配穴】

+水分…臍周囲のむくみ

+湧泉…臍脇のひきつれる様な痛み

+天枢…回虫症

+陰谷…排尿障害(悪寒発熱を伴う)

+足三里…排尿障害・尿が濁る

+中極…排尿障害〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・「生痰の源」である脾の合穴(土克水)であることから、湿の要穴とされる。

・「禁灸穴」とある。

 

※霍乱…突発性のひどい嘔吐と下痢、胃の気持ち悪さ。寒・熱・乾・湿の区別があり、筋肉の痙攣(特に腹筋・腓腹筋)を生じることもある。コレラや細菌性食中毒も該当。

※痃気…脇肋部にあるしこり。臍の両側が筋張り盛り上がっているもの。痛みは無い事もある。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】