足少陰腎経

神封(しんぽう)

 

KI23)神封(shen2feng1)(しんほう)

【取穴】

前胸部、第4肋間、前正中線の外方二寸。

※納点(肝・胆疾患の圧診点)に近い。

【名の由来】

「封=境界」。本穴が心(神)の傍らにあり、心肺の境界にある事から。

【弁証主治】

◆足少陰経病

貧血、血液疾患・痴呆・咳嗽、喘息・老化症状、更年期障害 など

【主症主治】

嘔吐・逆流性食道炎・乳腺炎・心膜炎・肋間神経痛・肝炎

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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足少陰腎経

歩廊(ほろう)

 

KI22)歩廊(bu4lang2)(ほろう)・歩郎

【取穴】

前胸部、第5肋間、前正中線の外方二寸。

※納点(肝・胆疾患の圧診点)に近い。

【名の由来】

「歩=ゆっくり進む」「廊=廊下」。足少陰脈気が本穴より、ゆっくりと胸中に入っていく事から。

【作用】

〔瀉〕宣肺理気

【弁証主治】

◆足少陰経病

貧血、血液疾患・痴呆・咳嗽、喘息・老化症、更年期障害など

【主症主治】

鼻づまり・嘔吐・逆流性食道炎・心膜炎・肋間神経痛・肝炎

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

衝脈, 足少陰腎経, 小児の病

幽門(ゆうもん)

 

KI21)幽門(you1men2)(ゆうもん)・上門

【取穴】

上腹部、臍中央の上方六寸、前正中線の外方五分。

【名の由来】

「幽=かすかな」。本穴にて経気が膈を貫き上行する事から。

【交会】

・経絡(2):足少陰経-衝脈

【作用】

〔補〕温補肌肉

〔通〕通経緩脈

〔瀉〕調理腸胃

【弁証主治】

◆足少陰経病/衝脈病「逆気して裏急す」

身体が膨張したように感じる(泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・皮膚静脈炎)〔瀉〕

身体が縮んだように感じる(認知症・貧血・喘息・サルコペニア(加齢による筋力低下))〔補〕 など

【配穴】

+玉堂…むねやけ・嘔吐

【症例/個人的見解】

・個人的には、横骨~中注は任脈の交会穴、「中極」「関元」「陰交」とともに胞宮と深い関わりを持ち、特に妊娠に強く関係すると考える。 一方、肓兪~幽門は胎児期の循環に強く関係するのではないだろうか? とするなら、出生以後の肓兪~幽門の経穴的な意味は少なく、このラインの運用は乳幼児期の接触鍼的な施術法に限定されるかもしれない。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

衝脈, 足少陰腎経, 小児の病

腹通谷(はらつうこく)

 

KI20)腹通谷(fu4tong1gu3)(はらつうこく)

【取穴】

上腹部、臍中央の上方五寸、前正中線の外方五分。

※腹部十二指腸潰瘍圧診点に近い。

【名の由来】

「谷=水穀」。本穴が胃内容物の逆流に特効がある事から。

【交会】

・経絡(2):足少陰経-衝脈

【作用】

〔補〕温補肌肉

〔通〕通経緩脈

〔瀉〕調理腸胃

【弁証主治】

◆足少陰経病/衝脈病「逆気して裏急す」

身体が膨張したように感じる(泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・皮膚静脈炎)〔瀉〕

身体が縮んだように感じる(認知症・貧血・喘息・サルコペニア(加齢による筋力低下))〔補〕 など

【主症主治】

小児疾患

【配穴】

+膈兪…咳嗽・※結積留飲〔灸〕

【症例/個人的見解】

・個人的には、横骨~中注は任脈の交会穴、「中極」「関元」「陰交」とともに胞宮と深い関わりを持ち、特に妊娠に強く関係すると考える。 一方、肓兪~幽門は胎児期の循環に強く関係するのではないだろうか? とするなら、出生以後の肓兪~幽門の経穴的な意味は少なく、このラインの運用は乳幼児期の接触鍼的な施術法に限定されるかもしれない。

 

※結積溜飲…水飲で生じた積。積塊が明らかにあり、痛みや張りが強く、固定して移動しないもの。

※積聚…お腹の中にしこりがあり、張れや痛みを伴う病証。一般に、しこりが明らかで、痛みや張りが強く、位置が一定なものを積。しこりが不明瞭で、一時的に張りがきて痛みが移動するものを聚という。

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衝脈, 足少陰腎経, 小児の病

陰都(いんと)

 

KI19)陰都(yin1du1)(いんと)・食宮・通関・石宮・食呂・食府

【取穴】

上腹部、臍中央の上方四寸、前正中線の外方五分。

【名の由来】

「都=集まる」。本穴に陰気が集まる事から?

【交会】

・経絡(2):足少陰経-衝脈

【作用】

〔補〕温補肌肉

〔通〕通経緩脈

〔瀉〕理気腸胃

【弁証主治】

◆足少陰経病/衝脈病「逆気して裏急す」

身体が膨張したように感じる(泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・皮膚静脈炎)〔瀉〕

身体が縮んだように感じる(認知症・貧血・喘息・サルコペニア(加齢による筋力低下))〔補〕 など

【主症主治】

小児疾患

【症例/個人的見解】

・個人的には、横骨~中注は任脈の交会穴、「中極」「関元」「陰交」とともに胞宮と深い関わりを持ち、特に妊娠に強く関係すると考える。 一方、肓兪~幽門は胎児期の循環に強く関係するのではないだろうか? とするなら、出生以後の肓兪~幽門の経穴的な意味は少なく、このラインの運用は乳幼児期の接触鍼的な施術法に限定されるかもしれない。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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腰背部痛, 衝脈, 足少陰腎経, 小児の病

石関(せきかん)

 

KI18)石関(shi2guan1)(せきかん)・石闕・右関

【取穴】

上腹部、臍中央の上方三寸、前正中線の外方五分。

【名の由来】

「石=頑固な病」「関=通過障害」。 本穴が胃腸・婦人科の通路障害を主治する事から。

【交会】

・経絡(2):足少陰経-衝脈

【作用】

〔補〕温補肌肉

〔通〕通経緩脈

〔瀉〕調理腸胃

【弁証主治】

◆足少陰経病/衝脈病「逆気して裏急す」

身体が膨張したように感じる(泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・皮膚静脈炎)〔瀉〕

身体が縮んだように感じる(認知症・貧血・喘息・サルコペニア(加齢による筋力低下))〔補〕 など

【弁証主治】

小児疾患・腰痛

【配穴】

+大敦…しゃっくり

+陰交…不妊症

【症例/個人的見解】

・個人的には、「関」の付く経穴は、筋骨格系の疼痛に有効なように感じる。 本穴に関しては、得気が外側にある『関門』同様、背部の『中枢』付近に走ることから、体幹の回旋時痛に対して有効かと思う。

・個人的には、横骨~中注は任脈の交会穴、『中極』『関元』『陰交』とともに胞宮と深い関わりを持ち、特に妊娠に強く関係すると考える。 一方、『肓兪~幽門』は胎児期の循環に強く関係するのではないだろうか? とするなら、出生以後の『肓兪~幽門』の経穴的な意味は少なく、このラインの運用は乳幼児期の接触鍼的な施術法に限定されるかもしれない。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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致命三十六穴, 衝脈, 足少陰腎経, 小児の病

商曲(しょうきょく)

 

KI17)商曲(shang1qu3)(しょうきょく)・高曲・商舎

【取穴】

上腹部、臍中央の上方二寸、前正中線の外方五分。

【名の由来】

「商=金音」。本穴内部を大腸(金)が横行する事から。「曲」とは曲がりくねる腸の様子。

【交会】

・経絡(2):足少陰経-衝脈

【作用】

〔補〕温補肌肉

〔通〕通経緩脈

〔瀉〕調理腸胃

【弁証主治】

◆足少陰経病/衝脈病「逆気して裏急す」

身体が膨張したように感じる(泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・皮膚静脈炎)〔瀉〕

身体が縮んだように感じる(認知症・貧血・喘息・サルコペニア(加齢による筋力低下))〔補〕 など

【主症主治】

小児疾患

【症例/個人的見解】

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。大腸の損傷。

・個人的には、横骨~中注は任脈の交会穴、「中極」「関元」「陰交」とともに胞宮と深い関わりを持ち、特に妊娠に強く関係すると考える。 一方、肓兪~幽門は胎児期の循環に強く関係するのではないだろうか? とするなら、出生以後の肓兪~幽門の経穴的な意味は少なく、このラインの運用は乳幼児期の接触鍼的な施術法に限定されるかもしれない。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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