過敏性腸症候群, 患者さまの声

20代 男性 過敏性腸症候群

過敏性腸症候群で、薬を飲んでも治らない吐き気が、治療をして無くなったので良いと思いました。

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督脈, 過敏性腸症候群, 肥満あるいは極度の痩せ, , 食欲不振

中枢(ちゅうすう)

GV7)中枢(zhong1shu1)(ちゅうすう)・十椎

【取穴】上背部、後正中線上、第10胸椎棘突起下方の陥凹部。

※Th10~L1は、子宮の内臓体性知覚反射部位に相当。

※Th10~12・S1~3は、前立腺の内臓体性知覚反射部位に相当。

【名の由来】「中=中間」「「枢=軸」。本穴の位置が背部の運動軸となる事から。

【作用】

〔補〕健脾利湿

〔瀉〕清熱止痛

【弁証主治】

◆督脈病

躁鬱・注意欠陥多動性障害、統合失調症・頭が重く、ふらふらする・肩背部痛・腰背部の痛み、悪寒・膝、四肢の冷えなど

◆胆病

几帳面な性格、イライラして怒りやすい・過敏性腸症候群・貧血、血液疾患など

【主症主治】しゃっくり・吐き気・十二指腸潰瘍・食欲不振〔灸3壮〕

【症例/個人的見解】

・本穴の左右に胆兪がある。胆の病にも有効と考える。

・和漢三才図会に「此処に三壮灸すれば善く熱を引かせ食が進む。常用常効あり」とある。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
禁鍼穴, 精神疾患, 能力開発, 致命三十六穴, 足厥陰経筋, 八会穴, 募穴〔瀉実〕, 各種依存症, 心療内科的症状, 心包, 任脈

膻中(だんちゅう)

CV17)膻中(tan2zhong1)(たんちゅう)・中丹田・上気海・元児・元見・胸堂

【取穴】前胸部、前正中線上、第四肋間と同じ高さ。

※津田胸骨点(十二指腸潰瘍などの診断点)に近い。

【名の由来】「膻中=君主の居城」。本穴が心(神)の外衛たる心包の募穴である事から。

【要穴】

『心包募穴』

『根結:足厥陰之絡』

『八会穴:気会』

『前三関』※気功用語。小周天功における重要な関所の一つ。

【交会】・経絡(5):任脈-足太陰経-手太陽経-足少陰経-手少陽経

【作用】

〔補〕補益宗気・補陽上焦

〔瀉〕脈絡温通・理気通絡・寛胸理膈

【弁証主治】

◆心包病/脈病

心痛、動悸、胸苦しさ・心窩部痛・掌の火照り・19:00~21:00あるいは07:00~09:00の異常・各種依存症ストレス/不安障害、パニック障害・※副腎髄質機能亢進症など

◆胃病・足太陰経病/血病

貧血、血液疾患、黄疸・胃腸虚弱、萎縮性胃炎・げっぷ・しゃっくり・食べてもすぐ空腹になる・心療内科的症状など

◆足少陰経病(気病?)

痴呆・視力の低下・梅核気、喉痛、嚥下困難・喘息〔灸7壮〕・更年期障害・痩せなど

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・痔・糖尿病など

◆手太陽経病

下顎痛・頚部静脈瘤・項頚部痛・肩背部、肩甲間部の痛み・上肢痛、マヒ、火照りなど

◆手少陽経病

片頭痛・歯痛・多汗・耳鳴、難聴・胸鎖乳突筋のこわばり・※副腎皮質機能亢進症状など

◆足厥陰経筋病

インポテンツあるいは勃起の異常継続・下腿内側~内股の痛み、ひきつれ・内踝痛・足母指痛など

【弁証配穴】

『郄会配穴(気):膻中+会宗・孔最・陰郄』…気病

『兪募配穴(心包・脈):膻中+厥陰兪』…心包病/ストレス障害・各種依存症など

『原募配穴(手厥陰経):大陵+膻中』…手厥陰経病

【主症配穴】

百会⇒膻中⇒玉堂…注意欠陥多動性障害、統合失調症など(熱い精神疾患)〔灸:チベット医学の技法。百会⇒膻中⇒玉堂の順に施灸していく。順番が大切らしい〕

+華蓋…息切れ〔瀉法〕

+天突…哮喘〔膻中は灸〕

+巨闕…心窩部痛、喉に痰が溜まる

+少澤〔補〕…母乳がでない〔膻中は灸〕

【症例検証/個人的見解】

・募穴はその臓腑に加え、子午の表裏にある臓腑も主治する。すなわち心包募穴である膻中は、胃の病も主治とする。

・難経第三十一難には、上焦の病を治す場として本穴を挙げている。一方、和漢三才図会には「禁鍼穴」とある。

・「気会」としての具体的治効は、足少陰経病(肺腎陰虚)に由来するように思う。

・心包と三焦は、腎との関わりが非常に強い。個人的には、副腎機能の亢進症状をイメージさせる。

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。心臓の損傷。

 

※副腎髄質ホルモン(カテコールアミン)…交感神経による神経性調節。緊急反応をつくる。

・アドレナリン…心拍出量増加作用、血糖値上昇作用。

・ノルアドレナリン…抹消血管収縮による血圧上昇作用。

・ドーパミン…副腎髄質からはごくわずか。循環血中のドーパミンの作用はまだよくわかっていないが、脳内においては意欲、動機、学習などに深く関与するといわれる。陽性(亢進)状態では幻覚・妄想など、陰性(抑制)状態では抑うつなど。

※副腎皮質機能亢進症

・クッシング症候群…糖質コルチコイドの過剰分泌によって生じる。満月様顔貌・体内の蛋白質減少・高血糖・高血圧・精神異常など。

・コン症候群…電解質コルチコイドの過剰分泌によって生じる。Na⁺貯留・K⁺消失・多尿・多飲・高血圧・虚弱など。

・副腎性器症候群…副腎アンドロゲンの過剰分泌によって生じる。女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
ストレス/不安障害、パニック障害, 絡穴〔去痰化瘀〕, 肩関節周囲炎、肩背部痛, 陰維脈, 八宗穴(八脈交会穴), 各種依存症, 心療内科的症状, 手厥陰心包経

内関(ないかん)

PC6)内関(nei4guan1)(ないかん)・陰維

【取穴】前腕前面、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方二寸。

※こぶしを作り、手関節を回外して肘関節を軽く屈曲すると長掌筋腱と橈側手根屈筋腱がより明瞭に現れる。

※PC7)大陵の上方二寸。PC6)内関に対応する後側の経穴はTE5)外関である。

※長掌筋腱が不明瞭な場合は、橈側手根屈筋腱の内側に取る。

【名の由来】本穴が寸口脈の関所の役割を果たし、外関と相対する事から。

【要穴】

『手厥陰経絡穴/手首の上二寸、両筋の間を出て、本経を巡りて上行し、心に系し、心系を包み絡す』

『標本:手厥陰之本』

『八宗穴/八脈交会穴(×陰維脈)』

【作用】〔瀉〕理気鎮痛・心絡通暢・除煩寧心・和胃降逆・寛胸醒神・通経活絡・駆邪散滞

【絡脈主治】表裏にまたがる症状・手厥陰絡脈上の瘀血痰飲証

〔補〕頭のこわばり

【弁証主治】

◆陰維脈病「心痛に苦しむ」

心痛・激しい動悸、胸苦しさ〔繆刺法…反対側を瀉血〕・梅核気・しゃっくり・脇下のつかえなど

◆手厥陰経病

不眠・黄疸・顔が赤い・腋窩リンパ節腫・上腕のふるえやこわばり・掌の火照り・各種依存症・ストレス/不安障害、パニック障害・※副腎髄質機能亢進症など

【主症主治】正中神経マヒ・リウマチ〔透外関/補〕

【弁証配穴】『原絡配穴(三焦⇒心包):陽池+内関』…三焦の所生病・気病

【主症配穴】

『八脈交会配穴:内関+公孫/動悸・胸苦しさ・腹痛』〔横隔膜より上の問題は内関を主に、臍より下の問題は公孫を主に〕

+天突…肋間筋痙攣・胸苦しさ

+陽池…脊柱管狭窄症・更年期障害

+照海…産後、胎盤や羊膜がうまく出ない

左内関+右足三里…心療内科的症状〔肝気犯胃なら中脘を、鬱熱なら梁門を加える〕

【症例】

・陰維脈は血(営)に係わる心(少陰)・脾(太陰)・肝(厥陰)の機能を包括するように働く。この三臓をみた時、私は全体としては心療内科的な疾患をイメージする。「心痛に苦しむ」という病症も、循環器異常というよりはストレス(心包)によるものと考えるべきだろうか?

・吐法に用いる。

 ・個人的には、「関」の付く経穴は、筋骨格系の疼痛に有効なように感じる。本穴は胸郭を開く作用(胃腸痙攣など平滑筋の過緊張緩和)は高く、過呼吸や動悸、つわりや乗り物酔いの常用穴とされる。猫背関連で考えるなら「膈関」付近の硬さに対して、うまく使えないだろうか? 追試対象。

・つわりの常用穴とされるが、一方で妊娠悪阻のピークである三月目は、「手厥陰が主る」ともされる。 個人的には他穴を用いるべきかと考えるが・・・

・絡脈は皮下静脈との関わりが深いので、瀉血が有効。

 

 

※副腎髄質ホルモン(カテコールアミン)…交感神経による神経性調節。緊急反応をつくる。

・アドレナリン…心拍出量増加作用、血糖値上昇作用。

・ノルアドレナリン…抹消血管収縮による血圧上昇作用。

・ドーパミン…副腎髄質からはごくわずか。循環血中のドーパミンの作用はまだよくわかっていないが、脳内においては意欲、動機、学習などに深く関与するといわれる。陽性(亢進)状態では幻覚・妄想など、陰性(抑制)状態では抑うつなど。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
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アレルギー疾患, 禁鍼穴, 過敏性腸症候群, 足陽明胃経, 募穴〔瀉実〕, 大腸, 妊婦禁灸, 消化器疾患

天枢(てんすう)

ST25)天枢(tian1shu1)(てんすう)・ 長谿・穀門・谷門・循際・長谷・大腸募・補元・循元

【取穴】上腹部、臍中央の外方二寸。

※モリス点(虫垂炎の診断点)に近い。

【名の由来】「天枢=北斗七星の第一星」。天空の星々の運行を司るとされる。古代、臍を中心にその上下を天地に対応させていた為、本穴が臍の傍、天地の境に在る様を「天枢星」に喩えて。

【要穴】

『大腸募穴』

『魂魄之舎?』

【作用】

〔補〕温陽固腸・調中和胃

〔瀉〕通腸導滞・腸道温通・清熱通便・理気健脾

【弁証主治】

◆中焦(胃/大腸)病

消化器症状、排便異常アレルギー疾患・黄疸・脈浮緩など・05:00~07:00あるいは17:00~19:00の異常など

◆腎病

成長発育不全・泌尿器、婦人科疾患・腰痛など

◆足陽明経病

不安障害・躁鬱・パニック症候群・注意欠陥多動性障害、統合失調症など

【主症主治】腹筋のこわばりや痙攣・臍周辺の鋭い痛み

【弁証配穴】

『兪募配穴(大腸):大腸兪+天枢』…大腸病

『募合配穴(大腸):天枢+上巨虚・曲池』…大腸実証〔瀉法〕

『原募配穴(手陽明経):合谷+天枢』…手陽明経病

【主症配穴】

+環跳〔瀉〕…半身不随〔天枢は補〕

+陰陵泉…回虫症

+水泉…経遅・閉経

【症例/個人的見解】

・募穴はその臓腑に加え、子午の表裏にある臓腑も主治する。すなわち大腸募穴である天枢は、腎の病も主治とする。

・難経第三十一難には、中焦の病を治す場として「臍傍」としている。

・和漢三才図会には「禁鍼・妊婦禁灸」とあるが、臨床上、鍼を使って問題はなかった。妊婦に対しては要注意。

・「天」の字がつくツボは、リンパ系の走行に多く分布している。免疫系への治療効果を期待できるかも。近年、アレルギー疾患と腸内環境の因果関係は立証されてきており、そういった意味からも本穴は重要になると思う。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
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