はりにまつわる物語, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から, 伍行庵 治療の特色

西洋と東洋、2つの医学の「健康長寿」 -NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

最近、興味深く視ていた、NHKスペシャルのシリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

先週末はついに最終回。

テーマは『健康長寿』でした。

今回の驚きは、がん細胞が増殖と転移のメカニズムにも、ホルモンが関わること。

そして最先端の再生医療の可能性と・・・

 

怖さ。

 

このシリーズを通して視ると、現代の医学は、「臓器同士の会話」のカギとなる、たくさんのホルモン(番組ではメッセージ物質と呼んでいます)を抽出し、それを人為的に使うことで、臓器の再生、免疫の強化、そして老いない身体を獲得しようとしはじめています。

たしかに多くの、病に苦しむヒトの福音になるでしょう。

が・・・「ホルモンを利己的に用いる」という点では、やろうとしていることはがん細胞の手口と同じ。

ゲストの樹木希林さんのコメントのように、どこかで必ずなにか「歪み」が生じるような気がしてなりません。

 

このシリーズを追いかけ始めたころ、私にとっての東洋医学的人体ネットワークのイメージはこんな感じでした。

五臓を中心に、五臓が放射状にさまざまなものを支配する感じです。

 

このシリーズを終えて、今の私のイメージは「重なる波紋」。

五臓が発する波紋が、それぞれ重なり合って、その交点に様々なものが生じるイメージです。

一つの波が強すぎれば打ち消されてしまう波もあるように、お互いの波がバランスを取り合うことこそ、東洋医学が考える『健康長寿』の秘訣。

 

西洋医学が西洋医学なりの方法で『健康長寿』を目指すように-

東洋医学も、東洋医学なりの方法で、その答えを見つけられるように-

 

皆さんの健康にとって、よりよい答えが見つかるよう、われわれ鍼灸院はがんばっていきます。

来週からの新年度。

皆さんの健康と体調管理に、ぜひ東洋医学をご活用ください!

 

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。

お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

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はりにまつわる物語, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から

東洋医学の「生命誕生」 -NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

最近、興味深く視ている、 NHKスペシャルのシリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

 

そして先週末のテーマは、『生命誕生』。

今回の驚きは、

受精卵になった瞬間、ホルモンを放出して母親へと語りかけはじめること。

先ず最初に心臓が生じること。

赤ちゃんは、文字通り母親に”喰らいついて“成長するということ。

 

そしてなにより、ヒトが生まれるということそのものの奇跡。

 

東洋医学でも、「ヒトが生まれる」過程を記した古典はあります。

 

『景岳全書:婦人規』曰く

一月目、(父の)精と(母の)血が凝り、露の珠のようなものが生じる―

二月目、形ができ胚が生じ、桃の花のようになる-

三月目、魂(生来の気質)が生じ、男女が決まる-

四月目、魄(自律機能)が生じ、ヒトらしい形になる-

五月目、五臓(心肝脾肺腎)が生じ、筋骨も生まれる-

六月目、六腑(胃腸)が生じ、毛が生える-

七月目、眼に光を感じるようになる。男の子なら左手が動く-

八月目、脳が働きだす。女の子なら右手が動く-

九月目、ヒトとしてほぼ完成する-

十月目、この世にでる-

 

現代の医学と比べれば、多分に想像が入っているのは致し方ないですが・・・

父親と母親の精血が固まった「露の珠」が、十月十日を経て「ヒト」になる神秘。

 

なんというか・・・我々ひとりひとりが皆「露の珠(受精卵)」だったこと、そういう奇跡が延々と続いて人類の歴史があることなど・・・

言葉にならない感動があります。

 

この歴史を悪い方へと流さないために。

元「露の珠」として、自分ができることをちゃんとやっていかなければ。

 

『人体』-神秘の巨大ネットワーク- いよいよ最終回は・・・今週末3月25日。

テーマは東洋医学にとっても永遠の命題、『健康長寿』です。

皆さんもお見逃しなく!

 

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。

お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

 

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この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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くらしの薬膳, はりにまつわる物語, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から

記憶の膵臓、決断の◯◯-NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

最近、興味深く視ている、NHKスペシャルのシリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは「臓器同士の会話」。 東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

そして先週末のテーマはついに『脳』でした。

今回の驚きは、ボ~ッとしているとき・・・脳は、蓄えた記憶の欠片をランダムにつなげて「ひらめき」を生む(デフォルト・モード・ネットワーク)ということ。

そして「ひらめき」の材料である「記憶」には消化器のひとつ・・・『膵臓』と深い関わりがあるということでした。

 

実は、東洋医学にも、精神活動に深く関与するとされる消化器(六腑)があります。 しかも膵臓のすぐそばに。それは・・・

【胆】。

この【胆】、六腑の一つとされながら、胃腸のようにドロドロの消化物を運搬しないことから『清浄の府』とも云われる変わりもの。

しかもその役割は『決断』。

古典には「すべての臓腑はみな胆の決断に従う(『素問』六節蔵象論篇第九)」とまで書かれています。 「君主之官」である【心】までも、【胆】に従うんですよ?

 

今回の番組を視て、改めて東洋医学を見直すと・・・昔の医師たちが【胆】と【膵】を取り違えたんじゃないかと思ってしまうくらい。

事実、【胆】から流れる経絡は側頭部に流れていくのですが、この奥にある脳-側頭葉-は記憶の長期保存をする部位と考えられています。

 

まぁ、東洋医学的な【胆】の正体はともかく

脳を健やかに保つには「膵臓に負担をかけない食事(適度な炭水化物とたくさんの繊維質)」「身体を使ったたくさんの実体験」、そして「ボ~ッとする時間」が大切だそうです。

炭水化物ばかりのファストフードにネット漬け、さらに慌ただしいスケジュールでは・・・脳はひらめきも決断もできません。

心身にゆとりをもって、クリエイティブな脳を養いましょう!

『人体』-神秘の巨大ネットワーク-第6回目は、3月18日。

テーマは、『生命誕生』です。

皆さんもお見逃しなく!

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。 お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

 

この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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くらしの薬膳, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から

ウンチと陰陽-NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

最近、興味深く視ている、NHKスペシャルの8回シリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

そして先週末のテーマは・・・『腸』でした。

今回の驚きは、腸が、そこに住む腸内細菌が出すホルモンまでを取り入れて、カラダの免疫力の調整をしているという事実。

つまり、ヒトはヒトだけでは生きられないということです

コレを視てまず思ったのは、東洋医学・・・というより東洋の思想の一番基本的な部分、【天人合一】や【身土不二】、そして【陰陽】のこと。

ヒトの身体に住む無数の細菌(腸内だけでも100兆個以上)は、時に害を与え、病気にもしますが・・・それによって免疫は鍛えられ、敵を正しく認識する力が育まれます。

逆をいえば、鍛える機会を与えられなければ、免疫がナニを敵とみなすかわからない ということ。

快適すぎる空調や、繊維質を抜き去った栄養の偏った食事、そして過剰な清潔さ。

【陰陽】の【陽】のみ を追求するような生活が新しい病を生み出すのは、東洋医学的には不思議でもなんでもありません。

ヒトはヒトだけでは生きられません。

身体を洗うとき、食事をするとき、そしてトイレでウンチを出したとき、ほんのちょっと自分の皮膚や腸に住む菌たちの事を考えてあげましょう(便の固形成分の約2/3は、腸内細菌)。

それだけで生活は劇的に変わるはず。

昔からいう「マゴワヤサシイ」・・・豆、ゴマ、わかめ、野菜に魚、シイタケ、芋なんてのは、まさに腸内細菌が喜ぶ食事です。

カラダの中にいる100兆のペットを、ぜひ可愛がってあげてください。

『人体』-神秘の巨大ネットワーク-第5回目は、2月4日。テーマは、ついに『脳』です。

皆さんもお見逃しなく!

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。 お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

 

 

この記事に関するプロ向けの補足記事を後日書こうと思います。

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くらしのツボ, はりにまつわる物語, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から, 動きの東洋医学

若さの門は『足首』にあり?-NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

ここ最近、興味深く視ている、NHKスペシャルのシリーズ『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。

東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。

そして先週末のテーマは・・・『骨』でした。

番組では、骨を『若さの門番』と位置づけ、骨が放つ様々なホルモンが、「記憶力」「免疫力」「筋力」「生殖力」に対して、とても重要な役割をしている。としていました。

よもや骨までがホルモンを放出しているというのは、ちょっと驚き。

さて、番組で取り上げられていた『骨にまつわる4つの力』。

東洋医学では【骨】自体も含めて、【腎】という臓器の働きとしてまとめられます。

以前のブログでも書いたように、【腎】は精力や動作の機敏さ・・・つまり若さを司る臓。

そして、この【腎】から身体へと巡る経絡の一つに、【陰蹻脈(いんきょうみゃく)】という流れがあります。

この脈は古来、別名『復命関』や『死生根』、『桃康』などと呼ばれ・・・不老不死の要として、道家(仙人を目指す人々)に注目されてきました。

興味深いのは、この脈のツボとして真っ先に挙げられるのが、内くるぶしの下にある【照海(しょうかい)】であること。

骨が出すホルモンは、「走ること、歩くこと、ジャンプすることの衝撃が骨に伝わることで、放出が活性化する」とのこと。

つまり、足首に適度な衝撃が加わる生活を続けることこそ、不老不死、アンチエイジングの要ということかと。

乗り物で移動し、オフィスについたら一日中、椅子に座りっぱなし。

という生活をしていたら、いくらサプリを飲もうがエステにいこうが、『骨』は応えてくれません。

歩いて、走ってジャンプして・・・

アンチエイジングの意思をしっかりと『骨』に伝えましょう!

 

『人体』-神秘の巨大ネットワーク-第4回目は、明日の夜。

テーマは『腸』です。

皆さんもお見逃しなく!

当院では、東洋医学を現代の研究から見つめなおし、より良い治療を模索し続けます。

お身体のお悩み、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください。

 

 

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はりにまつわる物語, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から

脂肪は生きている? -NHKスペシャル『人体』を、東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

先月からはじまった、NHKスペシャル『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。

東洋医学にも相通じる思想があるので、私は毎回録画して視聴しています。 

そして今月のテーマは・・・『脂肪と筋肉』でした。

とても興味深かったのは、『脂肪細胞』と脳と免疫の関係。

脂肪の語らいを、脳が(快楽優先で)無視しはじめた時・・・免疫の暴走が始まるそうです。

 

西洋医学同様、東洋医学でも、これまでは脂肪を深く論ずることなかったのですが・・・

あえて近しい存在を挙げるなら【腠理(そうり)】【膏(こう)】【肓(こう)】でしょうか?

【腠理】とは、皮膚・筋肉・腱や臓腑の隙間のこと。

この隙間は、身体の隅々までエネルギーを届け、外からのくる悪いモノが体内に侵入するのを防ぐ働きを担っているとされています。

また【膏】と【肓】は・・・ 諸説ありますが、一説には【膏(こう)】は胸部(心)を守る脂肪、【肓(こう)】は下腹部(脖胦-腎や子宮など-)を守る脂肪とも。

さらに云うなら、【腠理】や【肓】との関わりが深い謎(西洋医学的には該当する臓器がない)の臓腑、【三焦】は、臓器すべてを包む大きな袋-腹腔-であるとする説もあり、その隙間を埋める脂肪との関わりも、十分に推察されます。

野生動物は肥満になりません。

番組中、山中教授も仰っていましたが「人類は肥満を経験するはじめての生物」かもしれないという現実。

そんな想定外の事態に向き合うために、西洋医学も東洋医学も、研究と勉強を日々続けています。

なにより、脂肪を悪玉にするのも善玉にするのも、すべては皆さんの生活習慣次第。

今更ながら・・・食事と運動は健康の基本ですよ。

当院では、さまざまな病態に対応するため、常に勉強を欠かしません。 お身体のお悩み、ぜひ当院にお気軽にご相談ください。

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はりにまつわる物語, NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から

腎は〇〇の管理者 -NHKスペシャル『人体』を東洋医学の視点から-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

さて、前回のブログでも書きましたが・・・今月からNHKで、とても興味深いシリーズが始まりました。

NHKスペシャル『人体』-神秘の巨大ネットワーク-

このシリーズを貫くメインテーマは、「臓器同士の会話」。

そして今月のテーマは【腎臓】でした。

番組では腎臓を「血液の管理者」と位置づけ、高地順応、血圧、そして老化にまで至る腎臓の重要性を紹介していましたが・・・

東洋医学でも、【腎】は最も重要な臓腑です。

なぜなら、腎は「『』を蔵す」とされるから。

「精力」「精子」「精神」「精髄」「精妙」など・・・言葉を挙げるとわかりやすいと思いますが、東洋医学における『精』とは、ヒトの成長やSEXの活力であり、またヒトのココロ・・・「精神」の半分、父母から受け継いだ、生来の性格や生れ持った才能の源のことを指します。(残り半分の「神」は、後天的に培われた性格などのこと)

我々東洋医学家は腎を別名、「作強之官」とも呼びますが、コレは『精』を封蔵する腎が健やかであれば、動”作”は力”強”く、いつまでも若々しく、何事に対しても迅速かつ緻密な行動がとれるということから。

西洋医学的に視た【腎臓】を「血液の管理者」とするなら、東洋医学的に視た【腎】は、「精(活力)の管理者」といったトコロでしょうか?

また面白いことに、東洋医学には「精血同源」という言葉もあり、そういう意味では東洋の【腎】もまた、血液との深い関係を示唆しています。

東西両医学がともに最重要とする【腎】。

大事に労わってあげる意味でも、あまり”毒”になるようなものを摂取するのはお勧めできません。

薬などはその最たるものですから・・・皆さん、あまり不必要な薬は極力避け、水分をしっかりとって身体の中をぜひキレイに。

【腎】を補うことは、アンチエイジングはもちろんのこと、不妊治療など、女性のお悩みの基本です。

ぜひ当院に、お気軽にご相談ください。

 

 

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