皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。
毎日毎日毎日毎日…よく降りますねぇ、雨。
予報を見ると、今後もまだまだ、秋晴れは望めない感じ。
長雨は、気持ちを陰鬱にしてしまうものですが、そんな時は「芸術」・・・特に「音楽」を聴くのも良いかもしれません。
アートには大別して「目で楽しむもの」と「耳で楽しむもの」ものがありますが、脳の理屈で云えば、聴覚は視覚より原始的な部分に作用するんだとか。
(『耳で考える』:養老孟子/久石譲より)
確かに、目で見る雨はなんとも憂鬱ですが、目を閉じてみれば・・・しとしとと降る雨音は、むしろ気持ちを落ちつけてくれるようです。
音楽や力強い言葉が、気分を高揚させてくれるのは、誰しも実感があるでしょう?
東洋医学においても、目と耳は「宗脈(すべてのエネルギー)の聚まる所」とされています。
(『黄帝内経霊枢:口問第二十八』)
しかし、ヒトは兎角「目」を酷使する生き物なので、目は身体中からエネルギーを吸い上げてしまいます。
眼精疲労から全身疲労につながっている方、現代では非常に多いです。
そこで、「目」を閉じて、もう一つの宗脈「耳」に意識を集中することは・・・
「目」に偏りがちな流れを調え、全身の気脈を調えることにつながります。
「百聞は一見に如かず」と云いますが、音はその旋律の継続性によって効果がでるものですから、音を楽しむときは時間をかけてゆっくりと。
雨の夜は虫の音もキレイです。
芸術の秋を楽しみましょう!
当院では、自宅でもできる様々な健康法もお教えしています。
ぜひお気軽にご相談ください。