くらしの薬膳, くらしを愉しむ

-冷やすと逆に暑くなる?-夏こそお茶は温かく

皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

今日は夏越の祓(なごしのはらえ)。
2017年も、はや半年が過ぎました。

京都などでは今日は、「水無月」という和菓子をいただく風習があるそうですが、【和菓子の薬膳】については以前書いたので・・・

今回は和菓子にはつきものの【お茶】のおはなし。

お茶の元・・・茶葉は、漢方では『苦にして微甘、涼性』の生薬。
身体の中に籠もった熱毒を、排出する働きがあります。

そのため、頭をすっきりさせたい時や食後の胃もたれ、イライラとして落ち着かない時などに飲むのは、とても理に叶った用い方。

しかし古典には「冷え性や虚弱体質の人が常飲すると、胃腸を傷め、知らず知らずに元気を損なう」との注意事項もみられます。
また「冷たくして飲み続けると、水分代謝を損ない、むくみなどが生じやすくなる」とも。

因みに、この性質は珈琲も同様。

暑くなるこれからの季節、アイスティーやアイスコーヒーをがぶ飲みしたい気持ちもわかりますが・・・

西洋医学の観点からも

冷たいものの一気飲みは、胃や喉の内側を急激に冷やし収縮させ(吸収力が低下)、
身体は反射的に体温を上げようと、エネルギーを使って反対に熱をつくりはじめます。

つまり、お茶や珈琲などカフェイン飲料のこの飲み方は、逆に喉の渇きを強め、胃腸を弱め、夏バテを助長してしまうということ。

かの戦国武将、石田三成の「三献茶」の逸話でも、秀吉に差し出した一杯目の茶は”ぬるめのお茶”であって、冷やしたお茶ではないでしょう?

これからの季節、お茶や珈琲を冷房の効いた喫茶店で飲むなら、ぜひホットをゆっくりと。

その方が、逆に喉の渇きもおさまるはずですよ。

来るべき夏にむけて体調を調えたいとお思いなら、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください!

 

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くらしのツボ, くらしの東洋医学, くらしを愉しむ

ご提案。【彼岸のへそ灸】いかがでしょうか?

皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

さて、明日は「彼岸の入り」。
ココから7日間が、『お彼岸』です。

昼夜の長さがほぼ等しくなり、太陽が真西に沈むこの時期。
仏教では西方浄土(彼岸)へ想いを馳せ、ご先祖を供養する時期とされています。

また「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言葉があるように、気温が急変しはじめるのもこの季節。

以前ご紹介した【二日灸】も、この時期をうまく乗り切るための先人の智慧ですが・・・
やはりお彼岸本番にも、何かセルフケアの方法を考えたいもの。

そこでご提案。
【彼岸のへそ灸】などはいかがでしょう?

昼(陽)と夜(陰)が等しくなる日ならば、ヒトの身体の陰(下半身)陽(上半身)の境目・・・つまり『へそ』に、エネルギーを注いであげるのは良策かと。

『臍』はそもそも【神闕(しんけつ)】というツボでもあり、「先天之結帯(生まれる前の命綱)、後天之気舎(生まれた後の気の拠り所)」とも云われる滋養の名穴。

解剖学的にも胃腸への熱を送るには最も適したポイントですし、最近では「腸は第2の脳」なんていわれるほど、胃腸のコンディションが精神や免疫系に影響を及ぼすことが医学的にも明らかになってきています。

当院の【へそ灸】は、竹筒に塩を詰め、その上からモグサを燃やす『竹塩灸』。
コレをやると・・・ほぼ100%の方が爆睡します^^)。

季節の変わり目、そして環境の変わり目でもあるお彼岸。

新生活に向けての活力を養う意味でも、【彼岸のへそ灸】、オススメです!

当院は月曜祝日の場合、前週の土曜を休診とし、月曜日は通常通り診療いたします。
来週月曜、春分の日も診療しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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くらしのツボ, くらしを愉しむ, 精神疾患, 腰背部痛

-カラダのオニは鼻から抜ける?-「鬼は外」の・・・ツボ?


こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

今日は節分。 皆さん、今夜は豆まきですか?

節分を東洋医学とからめて語ると・・・まぁ色々ありますが、シンプルなトコロではやはり「豆」と「鬼」でしょうね。季節の変わり目に

【豆のお話】は昨年やったので、今年は「鬼」に因んで、【鬼宮(きぐう)】という異名を持つツボをご紹介。

ツボの位置は・・・顔の正中、唇と鼻の真ん中。

ココは【人中(じんちゅう)】という名で一般のヒトも知っている方が多いツボ(我々プロは水溝(すいこう)】と呼ぶことが多いです)。%e3%83%84%e3%83%9c%e3%80%80%e6%b0%b4%e6%ba%9d
まぁ、コレ知っている方はほぼ武道経験者かと思いますが。

このツボは人体急所の一つとして知られていますが、実は治療でもよく使うポイントの一つ。

にうつ病や不安障害、てんかんやチックなど・・・脳に関わる病気には常用の一穴です。

患者さんのご感想では、「鼻から脳天にツーンッと抜けて、スーッとする」そうですよ。

またこのツボは、頭部のバランスを調整する効果もあるようで、猫背や腰痛にも、使ってみると時にコチラがビックリするくらい効くこともあります。%e5%99%9b%e3%81%bf%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b%e3%81%a8%e9%a0%ad%e7%97%9b

これから確定申告の季節。

領収書をそろえたり、数字とにらめっこしたり、PCにかじりついたり・・・

普段以上に、頭がこんがらがりやすい時期です。

一休みしてアタマをスッキリさせたいと思ったら、ぜひ当院へ、お気軽にご相談ください!

 

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くらしの薬膳, くらしを愉しむ

-細く長くだけじゃあない-年越しそば縁起

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

さて、いよいよ歳末。

行く年くる年に欠かせない食べ物と云えば、日本ではやはり『おそば』でしょう。%e3%81%96%e3%82%8b%e3%81%9d%e3%81%b0

年越しそばは、江戸中期ごろに定着した習慣で、一般的には「蕎麦のように細く長く、家業や健康が続くように」との願掛けがあるとされますが・・・これにも諸説あるようで。

【金細工師縁起】

金細工師は、散らかった金粉を集めるのに練ったそば粉を使ったそうです。 金粉のくっついたそばダネを水に入れると、そばは溶け、金だけが水に沈むので重宝したのだとか。 ここから「金を集める」という縁起で蕎麦を食べる、という説。

【切れやすいから】

蕎麦は切れやすいので「旧年の悪縁をスッパリ切る」という意味で。

【薬効由来】

薬膳的に蕎麦には、「気分を穏やかにし、腸を和らげ、胃腸の痞(つか)えを治す」効があると云われます。 身体の悪いモノをすっかり出して、気分おだやかに良い新年を迎えようという訳。

【丈夫だから】

蕎麦は植物として丈夫で、少々の風雨でも翌日天気になれば、すぐ起き上がります。 そこから「七転び八起きを誓って」という説。

その他にも、昔お寺で、年を越せない人達にボランティアでおそばを振る舞ったのが始まりとか、お金持ちの家が、大晦日に蕎麦を食べるのを家訓にしていたので、それにならって・・・とか、まぁ色々。

いずれにせよ、「より良い新年を願って」という想いは同じです。

今年の大晦日は、年越し蕎麦を食べながら、誓い新たにしていきましょう!

来年はきっと良い年です(o^-‘)b!!

本年のブログはここまでですが・・・

当院は30日までは診療中です。 新年は5日より診療を開始いたします。

本年も格別のご贔屓に預かり、まことにありがとうございました!

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忘年会の東洋医学-お酒に対するツボと薬膳-

皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

さて、12月も中盤、金曜日。
「今夜は忘年会!」という方も多いのでは?

お酒を飲む機会が増えるこの時期なので、今日はお酒に吞まれないためのツボを一つご紹介。

【期門(きもん)】ツボ 期門

ツボの取り方は、乳首から肋骨2本分下。

このツボ、特に右側は解剖学的にも肝臓の真上。
肝機能を高めるツボと知られ、およそ肝臓の関わる症状(代謝・分解・解毒など)全般に効果を発揮します。

昔のお侍は、酒宴の席で酒が回ってくると、右手を懐に隠してこのツボを圧しながら酒を呑み続けたとか。%e9%85%92%e5%91%91%e3%81%bf%e4%be%8d

酒に弱いは武士の恥、さりとてつぶれるのはもっと恥・・・と、まぁ今も昔も勤め人は大変です。

 

ツボ以外の東洋医学的お酒対策としては・・・

お酒は、薬膳的には「大熱にして有毒。気血水の流れを良くし、冷を取り暑を散じ、邪毒を殺し薬の勢いを増す。しかし大飲すれば気血水の流れを乱し、その害数えきれず」という諸刃の剣(参考文献:『本朝食鑑』)。%e9%85%92%e3%80%80%e7%99%bd%e9%85%92

加えて「酒気」は熱性が強い分、素早く気化し、その際に人体の熱を奪います。
お酒を飲むと、一時カーッと熱くなって、そのあと身体が寒くなるでしょう?

日ごとに冷えが増すこの時期。

忘年会の日は、いつにも増して温かい恰好で。
有名な【ウコン(漢方では姜黄といいます)】も、身体を温める作用があるので、二日酔い対策としては是非活用を。

味噌や生姜も身体を温める食材ですから、お酒の〆に、お味噌汁に生姜を入れて・・・というのもオススメです。

忘年会、楽しく年を越すためにも、あまり羽目は外さぬように!

当院は、年内30日まで診療いたします。
疲れを来年に持ち越さぬよう、ぜひ年内に身体のメンテナンスを。

 

 

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この記事でご紹介した【期門】の、プロ向けの詳細記事もございます。

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あなたの今年の「グッドニュース」はなんですか?

悪いことより良いことを数えてみましょう!

%e5%89%a3%e9%81%93%e5%86%8d%e9%96%8b皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

はや11月も末、2016年も12月を残すのみ。

今年は国内外、事件災害政情不安・・・あまりにありすぎて、ちょっとナーバスになってしまった方も多いとは思います。

ざっと挙げただけでも

熊本と鳥取、福島。台湾やエクアドル、イタリア、ニュージーランドでも大きな地震。加えて日本は台風連続上陸。

ベルギー、バングラデシュなどテロの横行、英EU離脱、トランプ大統領誕生、韓国大騒ぎ。

消費税延期、舛添辞任、小池知事誕生からの豊洲問題発覚。

アイドル刺傷、北海道で通り魔、相模原の大量殺傷、博多で陥没・・・

良かったのは・・・オバマ大統領の広島訪問に「君の名は」、ポケモンGO、リオ五輪にPPAP(笑)?

世間的にはオリンピックが、今年一番のグッドニュースでしょうか。

まぁ世情は兎も角、自分自身の良いニュースをたくさん挙げることができたなら、それは皆さんにとって良い年であったということ。

私にとっては、今年はやはり「剣道再開」でしょうか?

中学の部活以来なので、ほぼ素人。

まぁ手足はばらばらだわ、息は続かないわ、防具は重いわで、毎週筋肉痛ですが・・・

それでも大きな声をだす気持ち良さ、世代を超えたぶつかり合いや爽やかな礼節は、とても良いリフレッシュになります!

仕事にとっても、身体の使い方の再確認や、たくさんヒトの動きの違いなど、痛みの原因を生むような動作パターンを集めるのにはとても役立っています。

来年もしっかり稽古して、仕事にも活かして・・・世間的もたくさん良いニュースが聞かれるような、そんな2017年にしたいもの。

まぁ、先ずは残り一ヵ月。皆さんが、気持ちよく新年を迎えられるよう、しっかり施術してまいります!

ぜひ、お気軽にご相談ください!

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キンモクセイの香りの効能

蒸し暑き夜気に溶け込む甘き香 夏は仕舞と金木犀咲く金木犀

皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

雨が続き、なんとも憂鬱だった9月もようやく終わり。
明日から10月です。

なにはともあれ、爽やかな秋晴れが見たい今日この頃ですが・・・

ここ数日、当院の周囲は、甘い香りに包まれています。
お隣のお宅にある大きな金木犀が咲き始めました。

梅雨だか秋だか分からない季節でしたが、それでも植物たちはしっかりと秋の訪れを教えてくれます。
実に有り難い。

漢方では、金木犀など香りの強い植物には、「行気」の作用があると考えられています。
「行気」とは、気を流す・・・つまり、ストレスなどからくる憂鬱さを取りのぞくという事。

こういう考え方に東西の違いはないようで、多くのハーブティーの効能でもある精神安定やリラックス、快眠なども、「行気」の作用と考えてよいでしょう。

長雨と日照不足の影響で、自律神経系に不調をきたす方も増えています。
まずは大きく深呼吸して、金木犀の香りを肺一杯に吸い込んで・・・

2016年のこり3ヶ月、元気に踏み出しましょう!

ちなみに、この金木犀の薬膳といえば・・・やはり【桂花陳酒】。%e9%85%92%e3%80%80%e6%a1%82%e8%8a%b1%e9%99%b3%e9%85%92
金木犀の花を白ワインに漬けた中国のお酒ですが、かの楊貴妃が愛飲したとも云われています。

漢方では、ワインにも「腰(腎)を温め肺と胃を潤す」作用があるとされていますから、金木犀と相まって、美容やアンチエイジングのための薬酒としては良いかも。
(中国では、古くからワインは飲まれていました)

秋の夜長、静かな心持ちでワインを味わうのも良いかもしれませんねぇ。

ここから先の養生は保温が大切。
東洋医学には冷え性対策も多々あります。
ぜひ、当院にご相談ください。

 

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