保護中: -精は血に継がれて-腎と臓腑のさまざまな関係

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-おんな7歳、おとこは8歳-年を重ねる男女の節目

皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

秋の三連休は生憎の台風でしたが・・・
昨日は「敬老の日」。

東洋医学には

-ヒトには成長と老化の過程で、身体に急激な変化が生じる”節目”がある-

とする、”厄年”に似た考え方があります。

そもそも「厄年の由来」には諸説あり、その一つには、東洋医学の古典『黄帝内経/霊枢:陰陽二十五人第六十四』も含まれるんですが・・・ 此所には「7・16・25・34・43・52・61歳は色々あるから気をつけなさい」って位しか書かれていません。

より具体的な目安とするなら、同じ古典の中でも『黄帝内経/素問:上古天真論篇第一』に書かれている「女性は7歳ごと、男性は8歳ごとに節目が訪れる」の方が理解しやすいかも。

①女7(7×1)歳/男8(8×1)歳・・・歯が生え替わる。

②女14(7×2)歳/男16(8×2)歳・・・二次性徴期。生理や精通が開始。

③女21(7×3)歳/男24(8×3)歳・・・親不知も含め、全ての歯が出揃う。

④女28(7×4)歳/男32(8×4)歳・・・骨格が完全に成熟。女盛り、男盛りってやつです。

⑤女35(7×5)歳/男40(8×5)歳・・・肌の乾燥や抜け毛が増え始め、精力が減退し、歯が弱り始める時期。

⑥女42(7×6)歳/男48(8×6)歳・・・お肌がカサカサになり白髪が増える時期。

⑦女49(7×7)歳/男56(8×7)歳・・・生殖機能の限界。

 

この『素問』の成立が紀元前300年前後の事ですから、現代人の成長に見合う基準かは難しいところ。
実感としては、②の時期は現代ではもう少し早いでしょうし、アンチエイジングに余念のない昨今、⑤や⑥はどんどん後ろにいっている気が・・・

しかし、”歯”や”生理”、”肌や髪の色艶”を参考にしながら、 「自分が今、どのくらいの位置にいるのか?」は分かるはずです。

こういう身体の変化が生じる時期は、総じて体調も不安定になりがちですから・・・

歯や髪や肌に、いままでと違う変化が顕れはじめたら、生活習慣と体調をもう一度しっかりチェックする時期。

予防と養生に気を配り、上手に年を重ねましょう!

当院では、お一人お一人にあった養生法や、運動の仕方を、皆さんと一緒に考えてまいります。
ぜひお気軽にご相談ください!

 

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督脈, , 腎兪(腰痛・泌尿器、婦人科疾患), 致命三十六穴, 帯脈

命門(めいもん)

 

GV4)命門(ming4men2)(めいもん)・十四椎(shi2si41zhui1)(じゅうしつい/じゅうよんつい)・属累・竹杖

【取穴】

腰部、後正中線上、第2腰椎棘突起下方の陥凹部。

【由来】

本穴が両腎(先天之本)の間にある事から。

【交会】

・経絡(2):督脈-帯脈の交会穴とも。

・経別:第一合(足少陰の出る処。此処から帯脈に属す)

【作用】

〔補〕『水兪五十七処“腎兪”/補腎・温陽補虚』

〔瀉〕督脈通暢・去邪散滞

【弁証主治】

◆督脈病

躁鬱・注意欠陥多動性障害、統合失調症・頭が重く、ふらふらする・常に眠く身体が重い・肩背部痛・腰背部の痛み、悪寒・膝、四肢の冷え・サルコペニア(加齢による筋力低下)など

◆膀胱/腎病

成長発育不全、代謝不全・脱毛・視力の低下・耳鳴、難聴・歯槽膿漏・自律神経失調、更年期障害・顔色が黒い・泌尿器、婦人科疾患〔金鍼〕・下痢〔灸100壮〕・脈沈遅など

◆帯脈病「腹満、腰溶溶として水中に坐している如し」

腹張・腰~側腹部痛、痙攣・下脱症状・過敏性腸症候群〔灸100壮〕など

【配穴】

+関元+足三里…虚弱体質

+肝兪…立ちくらみ

+長強〔瀉〕…細菌性の下痢〔命門は補〕

【症例/個人的見解】

・『水兪五十七処』の“腎兪”に数えられる。津液代謝の異常に関しては効果が高い。

・個人的には、帯脈は、本穴から任脈の体幹すべての穴へと向かうイメージをもっている。こう考えると帯脈は、腹横筋や最内肋間筋など、深奥の筋の役割なども持つのではないか?

・夜盲症には、ビタミンAの摂取と吸収率の改善を。

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。腎の損傷。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

ED、男性生殖器疾患, , 致命三十六穴, 免疫力、抵抗力向上, 原穴, 慢性疲労、虚弱体質, 三焦, 任脈

気海(きかい)

 

CV6)気海(qi4hai3)(きかい)・丹田・脖胦・下肓

【取穴】

下腹部、前正中線上、臍中央の下方一寸五分。

【名の由来】

「気=真気」。本穴が臍と丹田の中点にあり、真気の集まる場である事から。

【要穴】

肓之原』

【作用】

〔補〕培補元気・調補下焦・補腎益気・真陽固精

〔瀉〕行気散滞・理気行血・去邪散滞・温陽散寒

【弁証主治】

◆真陽不足〔灸補〕

脱証・小児のひきつけ・精神衰弱・難聴・内臓下垂・水様の下痢・冷え性など

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・げっぷ、腹部のしこり、※瘕聚 、※奔豚〔灸100壮〕・便秘・痔・糖尿病・更年期障害など

【主症配穴】

+大巨〔瀉〕…てんかん

+水分…むくみ〔皮内鍼の様な浅刺でも可〕

+章門…下半身の冷え〔灸法〕

+三陰交…遺精

【症例/個人的見解】

・「肓之原は脖胦に出ず」と云う。霊枢九針十二原第一においては、五臓の原穴左右十穴に、鳩尾と気海を加えて十二原としている。その重要性は一考かと。

・本穴は「男子の生気之海」とされる。泌尿器疾患に。

・古典に「妊婦禁灸」とある。要注意。

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。骨盤腔内臓器の損傷。

 

※瘕聚…腹内に結塊があって、張れや痛みを伴う病証。積塊が不明瞭で、一時的に張りがきて痛みが移動するものを聚という。

※腎積奔豚…五積之一。脇腹にしこりが出来、このしこりが時々胸を衝き上げるようで苦しい・腹痛・往来寒熱・骨萎・息切れなど。

※脱証…珠ような汗がながれ、手足がひどく冷える・眼は閉じ口は開いたまま、手は巻き上がる・尿漏れ・脈微細絶。虚証。描写から考えるに、錐体路、錐体外路変性、進行性球マヒなども含まれるかと。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

《アーユルヴェーダ・マルマ》, , 足少陽胆経, 募穴「瀉実」, 代謝障害

京門(けいもん)

 

GB25)京門(jing1men2)(けいもん)・気府・気兪・腎募

【取穴】

側腹部、第12肋骨端下縁。

※側臥し肩関節を挙上して定める。第12肋骨端は、後腋窩線の後方で肋骨弓下縁の下方で触れる。

※モーバン点(肝・胆疾患の圧診点)に近い。

【名の由来】

「京=都」。本穴が腎(水)募穴であり、水が集まり、また水道を調節する作用を持つ事から。

【要穴】

『腎募穴』

【作用】

〔補〕滋腎壮陽

〔瀉〕通利下焦

【弁証主治】

◆腎病

成長発育不全・代謝不全・泌尿器、婦人科疾患・腰痛・脈沈遅・17:00~19:00あるいは05:00~07:00の異常など

◆足少陽経病

口苦・溜息・脇肋痛・足首痛など

【主症主治】

腹腔内の血流不全

【弁証配穴】

『兪募配穴(腎):京門+腎兪』…腎病

『原募配穴(足少陰経):太渓+京門』…足少陰経病

【主症配穴】

+蠡溝…急性の下腹部の腫れ〔瀉法〕

+行間…腰の強い痛み〔瀉法〕

+照海…排尿障害・尿が黄色〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・インド医学にも「マルマ(marman)」と呼ばれるツボに該当する概念がある。本穴はインド医学的には「parsva-samdhi(肋骨との境界/脈管のマルマ)」と呼ばれ、腹腔内の血流不全に治効があるとされる。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

発汗調整, , 腹街/水穀の海, 自己免疫疾患, 衝脈, 足少陰腎経, 免疫力、抵抗力向上, 婦人科疾患, 三焦, 代謝障害

肓兪(こうゆ)

 

KI16)(huang1shu4)(こうゆ)

【取穴】

上腹部、臍中央の外方五分。

【名の由来】

「肓=肓膜」「兪=輸」。足少陰脈が本穴より体内肓膜に向かい入る場所である事から。

【交会】

・経絡(2):足少陰経-衝脈

【作用】

〔補〕温補肌肉

〔通〕通経緩脈

〔瀉〕寛胸理気・和胃降逆

【弁証主治】

◆腎陽/三焦病

成長発育不全・腰痛・脈沈遅・多汗・※副腎皮質機能亢進症状、自己免疫疾患代謝障害、極度の痩せなど

◆足少陰経病/衝脈病「逆気して裏急す」

身体が膨張したように感じる(泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・皮膚静脈炎・むくみなど)〔瀉〕

身体が縮んだように感じる(認知症・貧血・喘息・サルコペニア(加齢による筋力低下))〔補〕 など

【主症主治/腹街の病】

〔補〕空腹だが食欲がない・下痢など

〔瀉〕お腹が張る・腹痛・便秘など

【主症配穴】

+横骨…排尿障害〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・肓は「脂」であり「腎より生じるもの」という意味がある。個人的には、『肓』は『三焦』と深い関係にあり、採用医学的には『三焦』は、特に副腎皮質との関わりを考えている。代謝の過剰亢進や代謝不全、および自己免疫疾患などには適応を考える。

 

 

・難経第三十一難には、中焦の病を治す場として「臍傍」としている。腹街(水穀の海=胃腸)の治療には、各背兪と組み合わせると良い。

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
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《アーユルヴェーダ・マルマ》, むくみ、冷え症, , 腎兪(腰痛・泌尿器、婦人科疾患), 足太陽膀胱経, 免疫力、抵抗力向上, 更年期障害, 三焦

胞肓(ほうこう)

 

BL53)胞肓(bao1huang1)(ほうこう)

【取穴】

臀部、第2仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨陵の外方三寸。

※BL53)胞肓、BL28)膀胱兪、BL32)次髎は、第2仙骨孔と同じ高さにある。

※小野寺仙部圧診点(大腸・直腸・肛門の診断点)に近い。

【名の由来】

「胞=膀胱、女子胞」「肓=脂肪組織」。本穴が膀胱兪の外、脇腹の脂肪の内に在る事から。

【作用】

〔補〕『水兪五十七処“腎兪”/補腎利水』

〔瀉〕通経活絡

【弁証主治】

◆膀胱虚証/腎病

成長発育不全、代謝不全、極度の痩せ・顔色が黒い・腰痛・※癥積・泌尿器、婦人科疾患〔瀉〕・下痢、排便異常・痔・脈沈遅など

◆足太陽経病

風邪・発熱による疼痛など

【主症主治】

下肢マヒ・下肢の血流不全

【症例/個人的見解】

・『水兪五十七処』の“腎兪”に数えられる。また「肓=腎より生じるもの」、「胞=女子胞」であることから、腎病、特に泌尿器、婦人科疾患に対して有効だと思う。

・インド医学にも「マルマ(marman)」と呼ばれるツボに該当する概念がある。本穴はインド医学的には「nitamba(臀部/脈管のマルマ)」と呼ばれ、下肢マヒと血流不全に治効があるとされる。

 

※癥積…腹内の痞塊で、固定性で痛所が一定で動かないもの。出たり散ったりして痛所が定まらないものを瘕聚という。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675