耳鳴、難聴, 腰背部痛, 標準耳穴, 泌尿器疾患

腎(じん) 

 

CO10)(shen4)(じん)(kidney)

【取穴】

対耳輪下脚下方の後部。

【主治】

 

腰痛・耳鳴・神経衰弱・腎盂腎炎・喘息・遺尿症・生理不順・遺精・早漏

【症例/個人的見解】

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

 

督脈, 腰背部痛, 致命三十六穴, 十三鬼穴(多動性精神疾患), 意識障害

水溝(すいこう)/人中(じんちゅう)

 

GV27)水溝(shui3gou1)(すいこう)/人中(ren2zhong1)(じんちゅう)・鬼宮(gui3gong1)(きぐう) ・鼻人中・鬼宮庁・鬼市

【取穴】

顔面部、人中溝の中央(顔面部、人中溝の上から1/3とも)。

【名の由来】

水溝:本穴のある部位の形状から。

人中:鼻は天気を、口は地精を取り、本穴はその中間である”人”の位置にある事から。

【交会】

・経絡(4):督脈-手足陽明経(-任脈)  ※一説には任脈との交会とも。内部の齦交との関係か?

【作用】

〔瀉〕清脳醒志・督脈宣通・面絡通調・回陽救逆

【弁証主治】

◆督脈病

意識障害〔指圧でも可〕・チック〔十三鬼穴法。水溝一穴でも効能大〕・躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症・頭が重く、ふらふらする・肩背部痛・腰背部の痛み、悪寒・膝、四肢の冷え・サルコペニア(加齢による筋力低下)など

◆陽明経病

歯痛・頚部の腫脹・筋力低下など

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・腹部のしこり・痔・糖尿病など

【主症主治】

顔面痙攣・口臭・顔面神経マヒ・顔の腫れ(むくみ)・喘息・しゃっくり

【主症配穴】

『十三鬼穴:水溝〔左禾髎~右禾髎の透刺?〕⇒少商〔3分刺入〕⇒隠白〔3分刺入〕⇒太淵(大陵)〔5分刺入〕⇒申脈〔火鍼3分〕⇒風府⇒頬車〔温鍼〕⇒承漿〔左頤孔~右頤孔の透刺?〕⇒労宮(間使)⇒上星⇒会陰⇒曲池〔火鍼〕⇒鬼封〔瀉血〕/精神疾患』〔水溝から順に、症状を見ながら一つ一つ穴を加えていく。後渓を加えると尚良し〕

『三才穴:水溝+湧泉+百会/意識障害・昏睡』〔瀉法〕

+足三里…意識障害

+百会…不安障害

+曲池〔補〕…猫背〔水溝は瀉〕

+天牖…嗅覚異常〔瀉法〕

+頬車…口中に唾が溜まる〔瀉法〕

+前頂…顔のむくみ(虚性)

+委中…腰背部痛

【症例/個人的見解】

・十三鬼穴の第一穴。精神疾患には著効あり。

・猫背など頭部の位置不正からくる背部痛(項や肩甲間部、腰痛)には効果が高いようにに思う。

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。頭蓋の損傷。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
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バランス向上, 督脈, 筋の過緊張、こわばり, 精神疾患, , 腰背部痛, 項頚部痛, 足少陰経筋, 小児の病

身柱(しんちゅう)

 

GV12)身柱(shen1zhu4)(しんちゅう)・塵気・散気・智利介・チリケ・三椎

【取穴】

上背部、後正中線上、第3胸椎棘突起下方の陥凹部。

【名の由来】

「身=身体」「柱=支柱」。本穴が肩胛骨中央に在り、天秤の支点の様に人体左右の平衡を保つ事から。

【作用】

〔瀉〕扶正去邪・鎮静安神

【弁証主治】

◆督脈病

認知症・躁鬱・注意欠陥多動性障害、統合失調症〔灸100壮〕・頭が重く、ふらふらする・肩背部痛・腰背部の痛み、悪寒・膝、四肢の冷えなど

◆肺病

呼吸器の虚弱〔灸100壮〕、息切れ・自律神経失調、口渇・臍右の強い拍動・脈浮など

【主症配穴】

+長強…小児のひきつけ〔瀉法〕

+本神…躁鬱

+霊台…小児喘息〔灸法〕

【症例/個人的見解】

・本穴の左右に肺兪がある。肺の病にも有効と考える。

・脳の働きを高めるとも。精神疾患に対する主治が多く、重篤な精神疾患にはぜひ用いたい。

・本穴の穴名の由来が「天秤の支点の様に人体左右の平衡を保つ事から」とあるが、実際、人体上に腸骨稜腰方形筋起始と反側の頭蓋外側『角孫』を結ぶ線を引くと、左右の線と脊柱の交点はほぼココに位置する。人体の頭と骨盤のバランスの要となる部位と考える。

・臨床的には、本穴をいかに正しく「正中線に載せるか」を指標に治療を考えると、姿勢性の筋疾患には有効かと思う。個人的には足少陰経筋の治療ポイントと考えている。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
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