発熱, 精神疾患, 肥満あるいは極度の痩せ, 脳、神経症状, 自律神経失調, 項頚部痛, 頭痛, 手少陽経筋, 手少陽三焦経

天牖(てんゆう)

 

TE16)(tian1you3)(てんゆう)・転聴

【取穴】

前頚部、下顎角と同じ高さ、胸鎖乳突筋後方の陥凹部。

【名の由来】

「牖=窓」。本穴の位置する陥凹が項の窓の様である事から。

【要穴】

『根結:手少陽之入』

【作用】

〔瀉〕消痰截逆・清頭明目・止痛利節

【弁証主治】

◆手少陽経(筋)病

頭痛・眼痛・耳鳴、難聴・舌のこわばり・喉痛・上肢痛、ひきつれ、マヒ・第4指痛・※副腎皮質機能亢進症状、肥満あるいは極度の痩せなど

 

手少陽経筋

【主症主治】

自律神経失調(多汗・ひえのぼせ・めまいなど)

【配穴】

+後渓…項頚部のこわばり〔瀉法〕

+水溝…鼻疾患・嗅覚異常〔瀉法〕

+四瀆…急性の難聴と発声不利〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・陽経における根結において、『入』の穴は絡穴と、胸鎖乳突筋周囲の2点がある。この頚の6点は、各経(筋)の病態を判断する診断点として使用できるように感じる。

・個人的には、上述の『入』と、頚前筋の分布になにかしらの関連を感じる。胸鎖乳突筋のすぐ裏には頸動脈鞘があり、脳の主要動静脈に加え、迷走神経も、この鞘に包まれている。このことから、胸鎖乳突筋上に分布する各『入』は、経筋のみならず、自律神経系や脳の代謝異常にも運用できるのではないだろうか?

 

 

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

《アーユルヴェーダ・マルマ》, 陽維脈, 手少陽三焦経

天髎(てんりょう)

 

TE15)(tian1liao2)(てんりょう)

【取穴】

肩甲部、肩甲骨上角の上方陥凹部。

※上肢を下垂したとき、GB21)肩井とSI13)曲垣の中央にある。

【名の由来】

「天」=ここでは肩胛骨を指す。本穴の位置から。

【交会】

・経絡(3):手足少陽経-陽維脈

【作用】

〔瀉〕清熱解表・寛胸理気・舒筋利節

【弁証主治】

◆少陽経病

多汗・耳鳴、難聴・口苦・溜息・喉痛・肩の可動不利・上肢痛、マヒ・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥・※副腎皮質機能亢進症状など

◆陽維脈病「寒熱に苦しむ」

悪寒戦慄をともなう高熱・往来寒熱・リンパ節腫・てんかん、意識障害・躁鬱・四肢の冷え・めまい・胸苦しさ・腰痛など

【主症主治】

【配穴】

+曲池…肩腕部痛〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・心包と三焦は、腎との関わりが非常に強いと考えられる。個人的には、副腎皮質ホルモンの亢進症状が三焦の病をイメージさせる。

・陽を病むと寒を生ず。

・インド医学にも「マルマ(marman)」と呼ばれるツボに該当する概念がある。本穴はインド医学的には「amasa(肩/脈管のマルマ)」と呼ばれ、肩の可動不利(腕が挙がらない)に治効があるとされる。

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

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肩関節周囲炎、肩背部痛, 手少陽三焦経

肩髎(けんりょう)

 

TE14)(jian1liao2)(けんりょう)・肩窃

【取穴】

肩上部、肩峰角と上腕骨大結節の間の陥凹部。

※肘を曲げ、上腕を外転したときに、肩峰の前後に2つの陥凹部が現れる。LI15)肩髃は前の陥凹部にあり、後ろの陥凹部より深い。後ろの陥凹部にTE14)肩髎がある。

【名の由来】

「髎=骨に挟まれた陥凹」。本穴の位置から。

【弁証主治】

◆手少陽経病

多汗・耳鳴、難聴・歯痛・喉痛・上肢痛、マヒ・※副腎皮質機能亢進症状など

【主症主治】

五十肩・リウマチ性結節

【配穴】

+環跳…半身不随〔瀉法〕

+耳和髎…顔面神経マヒ〔瀉法〕

+内関…脇肋痛〔瀉法〕

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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肩関節周囲炎、肩背部痛, 陽維脈, 手少陽三焦経

臑会(じゅえ)

 

TE13)臑会(nao4hui4)(じゅえ)・臑交・臑髎

【取穴】

上腕後面、三角筋の後下縁、肩峰角の下方三寸。

【名の由来】

本穴が上腕にあり、陽維脈との交会穴である事から。

【要穴】

『手陽明之絡』-鍼灸甲乙経巻之三-

【交会】

・経絡(3):手少陽経-手陽明経-陽維脈

※鍼灸大成・聚英には「手少陽、陽維之会」、鍼灸甲乙経には「手陽明、手少陽結脈の会」とある。

【作用】

〔瀉〕清熱理節・理気消痰・疏筋活絡

【弁証主治】

◆手少陽経病/手陽明経病

多汗・耳鳴、難聴・歯痛・頚部の腫脹・喉痛・肘痛・上肢痛、マヒ、悪寒、炎症・※副腎皮質機能亢進症状など

◆陽維脈病「寒熱に苦しむ」

悪寒戦慄をともなう高熱・往来寒熱・リンパ節腫・てんかん、意識障害・躁鬱・四肢の冷え・めまい・胸苦しさ・腰痛など

【主症主治】

五十肩・肩胛骨痛・リウマチ性結節

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

※気癭…肩項などに生じる腫瘤。色紅突出・皮膚弛緩・根本下垂。刀鍼などで軽々しく破ってはならない。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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手少陽三焦経

消濼(しょうれき)

 

TE12)(xiao1luo4)(しょうれき)・消爍

【取穴】

上腕後面、肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方五寸。

【名の由来】

「濼=熱が津液を傷める」。本穴に濼を消す効能がある事から。

【弁証主治】

◆手少陽経病

多汗・頭痛・耳鳴、難聴・歯痛・喉痛・項頚背部のこわばりやしびれ・上肢痛、マヒ・※副腎皮質機能亢進症状など

【主症主治】

発熱・消渇(糖尿病)・躁鬱・痔

【配穴】

+頭竅陰…項頚部の急性のこわばり〔瀉法〕

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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手少陽三焦経

清冷淵(せいれいえん)

 

TE11)清冷淵(qing1leng3yuan1)(せいれいえん)・清冷泉・青昊

【取穴】

上腕後面、肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方二寸。

※肘を伸ばし、肘頭の上方二寸にある。

【名の由来】

「清冷淵=冷たく清らかな水を深く溜めている淵」。本穴の効能が、清冷水の如く熱を取る事から。

【作用】

〔瀉〕清熱涼血・疏筋活絡・温経散寒・活絡止痛

※文献によって「清冷=清熱」・「清冷=散寒」とするものがある。

【弁証主治】

◆手少陽経病

多汗・頭痛・眼痛・耳鳴、難聴・喉痛・五十肩・上肢痛、マヒ・※副腎皮質機能亢進症状など

【主症主治】

発熱悪寒・黄疸

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

 

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致残十八穴, 合/下合(水/土)穴「逆気而泄を治す」, 手少陽経筋, 手少陽三焦経

天井(てんせい)

 

TE10)天井(tian1jing3)(てんせい)

【取穴】

肘後面、肘頭の上方一寸、陥凹部。

※肘を屈曲したとき、肘頭窩にある。

【名の由来】

「天=上部」「井=陥凹」。本穴が肘を屈曲した際の陥凹に在り、脈気がここより深部に入って上行する事から。(天井星という星の名に由来するとも)

【要穴】

『手少陽経合土穴(火経土穴/火生土/自経子穴)』

【交会】

・経筋:手少陽経筋の結する処

【作用】

〔瀉〕聡耳寧心・清熱化痰・疏経利節

【弁証主治】

◆気逆証「逆気而泄を治す/実すれば其の子を瀉す」

てんかん・多汗・嚥下困難・心窩部痛・21:00~23:00あるいは09:00~11:00の異常・※副腎皮質機能亢進症状など

◆脾病/足太陰経病

胃腸虚弱、萎縮性胃炎・貧血、血液疾患・婦人科疾患・股関節痛・膝痛など

◆手少陽経(筋)病

多汗・外眼眦痛・頬骨痛・耳痛・耳鳴、難聴・舌のこわばり・喉痛・項頚部痛・鎖骨痛・肩痛・肘痛・上肢痛、ひきつれ、マヒ・手首痛・手甲痛・第4指痛など

【主症主治】

リウマチ性結節

【症例/個人的見解】

・土穴には中央という意味も兼ねるため、陽経では原穴に準じた運用をされることが多い。しかし本穴に関してはあまり応用範囲が広いとは思えない。

 ・武術的な「致残十八穴」の一つ。打突により肘関節組織の損傷を招く。

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675