くらしのワンポイント

「ヒト」とはどんな生き物か?-進化と文明のミスマッチ-

こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

 

最近、少しショックな本を読みました。

ショックのあまり、しばらく記事を挙げる気持ちもなくなっちゃうくらい。

 

ダニエル・E・リーバーマン著『人体600万年史-科学が明かす進化・健康・疾病-』

皆さんは、「ヒトとはどんな生き物か?」という問いに、どう答えますか?

 

この本に拠れば、ヒトとは

・日中に活動し(4足動物より日射面積が小さい・汗をかく)

・長距離を安定した速度で走れ(アキレス腱や土踏まず、足の親指の向きは、歩より走に適応)

・雑食で(歯の形から)

・飢えに強く(ヒトの脂肪を蓄える能力は動物トップクラス)

・適度な群れで暮らす(狩猟の成功率のため、コミュニケーション能力が進化)

 

ように進化した動物である、とあります。

 

さて、ヒトがこういう生き物ならば必然・・・コレに逆らう生活習慣は、身体を害するということ。(自動車で川を走るようなもの)

つまり

・夜に活動し(自律神経失調)

・歩かず走らず(むくみ・偏平足・外反母趾、循環器系の不調)

・偏食で常に食べ続け(栄養の偏り、肥満とそれに続く多種多様の病)

・孤独や過密集団の中にあり続ければ(うつ病やストレス性疾患)・・・

他にも、薬の発展による過剰な対処療法が、本来ヒトの体内に共生しているモノの生活層を破壊し、アレルギーや新たな感染症の増加などを起こしている可能性も指摘されています。

 

薄々わかってはいましたが、つまるところ・・・

薬も鍼も灸も、どこまでがんばっても、患者さんご本人が生活を見直さなければ意味をなさない。

というのは、医療に携わる人間にとっては虚しいことです。

ただ、それでも。

そういう事をキチンと伝えながら、鍼を打ち、灸を据えていくのが我々の生業です。

もうすぐ大晦日。

一〇八の煩悩を祓う除夜の鐘が鳴ります。

来年は、生活習慣を見直して、健康をしっかりとコントロールできるように。

 

当院はそのお手伝いに、手間を惜しみません。

皆さま、良いお年をお迎えください。

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