致命三十六穴, 陰維脈, 任脈

天突(てんとつ)

CV22天突(tian1tu1)(てんとつ)・玉戸・天瞿

【取穴】

前頚部、前正中線上、胸骨上窩の中央。

※左右の鎖骨内端間の中央陥凹部にある。

【名の由来】

「天=上」「突=煙突」。本穴の位置にある食道・気道の様が上へ伸びる煙突を思わせる事から。

【交会】

・経絡(2):任脈-陰維脈

【作用】

〔補〕肺気収斂

〔瀉〕咽喉清利・痰濁温降・宣通肺気・降痰理気・鎮咳平喘

【弁証主治】

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・腹部のしこり・痔・糖尿病など

◆陰維脈病「心痛に苦しむ」

心痛・激しい動悸、胸苦しさ〔繆刺法…反対側を瀉血〕・梅核気・しゃっくり・脇下のつかえ・腰痛など

【主症主治】

アレルギー疾患・悪寒発熱・唾が多い・食道疾患・項や肩の炎症・黄疸

【主症配穴】

+筋縮…小児の失語症〔瀉法〕

+豊隆…喉に痰がからむ〔瀉法〕

+合谷…喉の痙攣

+照海…梅核気
+長強…※夜間哮喘〔灸法〕

+肺兪…咳嗽

+華蓋…発作性のひどい咳嗽・喉痛〔瀉法〕

+足三里…喉痛・咳嗽〔補法〕

+少商…※積聚・咳嗽・ふるえ〔天突は灸3壮〕

+内関…梅核気・肋間筋痙攣

【症例/個人的見解】

・正気を損傷しやすいので注意。肺と腎の虚証がみられる場合は取穴すべきでない。

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。気道の損傷。

 

※哮喘…喘は喘鳴を伴わない呼吸困難。哮は喘鳴を伴う呼吸困難。つまり哮は必ず喘を伴う。

※積聚…お腹の中にしこりがあり、張れや痛みを伴う病証。一般に、しこりが明らかで、痛みや張りが強く、位置が一定なものを積。しこりが不明瞭で、一時的に張りがきて痛みが移動するものを聚という。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡ 048-851-9675

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