足太陰経筋, 足少陽胆経, 帯脈

五枢(ごすう)

 

GB27)五枢(wu3shu1)(ごすう)

【取穴】

下腹部、臍中央の下方三寸、上前腸骨棘の内方。

※GB26)帯脈の下方三寸でCV4)関元と同じ高さにある。

【名の由来】

「枢=要」。本穴が足少陽経の腹部五穴の中心にある事から。

※足少陽経腹部五穴…京門・帯脈・五枢・維道・居髎

【交会】

・経絡(2):足少陽経-帯脈

・経筋:足太陰経筋の結する処(髀)

【作用】

〔補瀉〕温補下焦

【弁証主治】

◆足少陽経病

口苦・溜息・足首痛・皮膚の乾燥など

◆帯脈病「腹満、腰溶溶として水中に坐している如し」

腹張・腰~側腹部痛、痙攣・・サルコペニア(加齢による筋力低下)・下脱症状・過敏性腸症候群・泌尿器、婦人科疾患など


◆足太陰経筋病

脇腹~臍の引きつれ・腰背部痛・股関節痛・陰部痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛など

【配穴】

+上巨虚…※奔豚

+帰来…睾丸が上がる〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・痿証(筋力低下)の治療には、陽明経を主に、衝脈・帯脈・督脈との関係を考慮しながら配穴すると良い。

・帯脈は腰腹部内外の安定に関与し、その病証は特に様々な「下脱」として現れる。 その中には内臓下垂・子宮脱・陰嚢ヘルニア・脱肛などの臓器下脱から、おりものの不調・不正出血・遺精・尿漏れ・下痢などの機能的漏脱も含まれる。

 

※腎積奔豚…五積之一。脇腹にしこりが出来、このしこりが時々胸を衝き上げるようで苦しい・腹痛・往来寒熱・骨萎・息切れなど。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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