足陽明経筋, 足少陽胆経, 帯脈

維道(いどう)

 

GB28)維道(wei2dao4)(いどう)・外枢

【取穴】

下腹部、上前腸骨棘の内下方五分。

※GB27)五枢の内下方五分にある。

【名の由来】

「維=つなぐ」。本穴が帯脈との交会穴であり、帯脈の機能が、諸経を繋ぐ事から。

【交会】

・経絡(2):足少陽経-帯脈

・経筋:足陽明経筋の結する処(髀枢)

【作用】

〔補瀉〕温陽利湿・舒筋活絡

【弁証主治】

◆足少陽経病

口苦・溜息・足首痛・皮膚の乾燥など

◆帯脈病「腹満、腰溶溶として水中に坐している如し」

腹張・腰~側腹部痛、痙攣・・サルコペニア(加齢による筋力低下)・下脱症状・過敏性腸症候群・泌尿器、婦人科疾患など

◆足陽明経筋病

耳疾患・顔面神経マヒ・頬~鎖骨窩の痙攣・腹筋の緊張・疝痛、股関節の炎症・下肢痛、こわばり、マヒなど

【配穴】

+関元…下痢

【症例/個人的見解】

・痿証(筋力低下)の治療には、陽明経を主に、衝脈・帯脈・督脈との関係を考慮しながら配穴すると良い。

・帯脈は腰腹部内外の安定に関与し、その病証は特に様々な「下脱」として現れる。その中には内臓下垂・子宮脱・陰嚢ヘルニア・脱肛などの臓器下脱から、おりものの不調・不正出血・遺精・尿漏れ・下痢などの機能的漏脱も含まれる。

・足陽明経筋病に対して用いる際は、本穴と髀関との間の硬結を主体に刺鍼ポイントを決めた方が良いように思う。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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