《アーユルヴェーダ・マルマ》, 《経外奇穴》, 眼疾患, 陽維脈, 足少陽胆経, 三叉神経痛

陽白(ようはく) ※魚腰(ぎょよう)

GB14)陽白(yang2bai2)(ようはく)・相白

【取穴】頭部、眉の上方一寸、瞳孔線上。

【名の由来】「陽白=まばゆい光」。本穴に視界を鮮明にする効がある事から。

【交会】・経絡(5):手足少陽経-手足陽明経-陽維脈

【作用】〔瀉〕疏風明目

【弁証主治】

◆少陽経病

多汗・偏頭痛・耳鳴、難聴・聾唖・口苦・溜息・肩、肩胛骨痛・上肢痛、マヒ、火照り・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥・※副腎皮質機能亢進症状など

◆陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症・歯痛・頚部の腫脹など

◆陽維脈病「寒熱に苦しむ」

悪寒戦慄をともなう高熱・往来寒熱・リンパ節腫・てんかん、意識障害・四肢の冷え・めまい・胸苦しさ・腰痛など

【症例検証/個人的見解】

・陽(維・蹻)病むと寒を生ず。

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

 

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※魚腰(yu2yao1)(ぎょよう)・光明・眉中・吊睛

※経外奇穴…元代-銀海精微-、明代-医経小学-

【取穴】頭部、瞳孔直上。眉の中央。

【名の由来】眉の形を魚に見立て、本穴がその魚の腰に位置する事から。

【主治】視覚異常・急性結膜炎・しゃっくり・眼筋マヒ・三叉神経痛・眼型重症筋無力症・顔面神経マヒ・発作性上室頻拍・前頭痛

【症例/個人的見解】

・インド医学にも「マルマ(marman)」と呼ばれるツボに該当する概念がある。本穴はインド医学的には「avarta(渦巻/骨のマルマ)」と呼ばれ、視覚異常に治効があるとされる。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
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