《アーユルヴェーダ・マルマ》, 《経外奇穴》, 眼疾患, 致命三十六穴, 頭痛, 足少陽胆経, 手太陽経筋

瞳子髎(どうしりょう) ※太陽(たいよう)

 

GB1)瞳子(tong2zi3liao2)(どうしりょう)・前関・後曲・太陽

【取穴】頭部、外眼角の外方五分、陥凹部。

【名の由来】「瞳子=眼球」「髎=骨の隙間」。本穴の位置から。

【交会】

・経絡(3):手足少陽経-手太陽経

・経筋:手太陽経筋の結する処(目外眦)

【作用】〔瀉〕清熱散風・活絡明目

【弁証主治】

◆少陽経病

悪寒戦慄をともなう高熱、往来寒熱・多汗・偏頭痛・耳鳴、難聴・聾唖・口苦・溜息・肩、肩胛骨痛・上肢痛、マヒ、火照り・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥・※副腎皮質機能亢進症状など

◆手太陽経(筋)病…発熱による疼痛・外眼眦痛、眼疾患〔瀉〕・視力低下・下顎痛・項頚部痛・頚部静脈瘤・第5指痛など

【症例/個人的見解】

・インド医学にも「マルマ(marman)」と呼ばれるツボに該当する概念がある。本穴はインド医学的には「apanga(眦/脈管のマルマ)」と呼ばれ、視力障害に治効があるとされる。

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

 

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太陽(tai4yang2)(たいよう)・前関・当陽

※経外奇穴-太平聖惠方-

【取穴】側頭部、眉外端と外眼角の中点から外方約一寸の陥凹部。

【作用】

〔補〕壮筋補虚

〔瀉〕舒筋活絡・鬱熱散滞・清熱明目・泄血散熱・去瘀通絡

【主治】偏頭痛・めまい・眼疾患〔瀉血〕・眼瞼痙攣・顔面神経マヒ・三叉神経痛・歯痛・高血圧

【配穴】+委中(ふくらはぎの血絡)〔瀉血〕…髄膜炎

【症例/個人的見解】

・武術的な「致命三十六穴」の一つ。脳損傷。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
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