手少陽三焦経

耳和髎(みみわりょう)

 

TE22)耳和(er3he2liao2)(みみわりょう)・鋭髪下・禾髎

【取穴】

頭部、もみあげの後方、耳介の付け根の前方、浅側頭動脈の後方。

【名の由来】

「和=正常に働く」「髎=骨の隙間」。本穴が頬骨弓後端上縁に位置し、七竅を調和させる効能がある事から。

【要穴】

『標本:手少陽之標(耳後上角下外眦)?』

【交会】

・経絡(3):手足少陽経-手太陽経

【作用】

〔瀉〕清熱散風・消腫歯痛・聡耳寧心

【弁証主治】

◆少陽経病

多汗・偏頭痛・耳鳴、難聴・聾唖・口苦・溜息・肩痛・上肢痛、マヒ・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥・※副腎皮質機能亢進症状など


◆手太陽経病

下顎痛、顎関節痛・喉痛、頚部静脈瘤・項頚部痛など

【配穴】

+肩髎…顔面神経マヒ〔瀉法〕

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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