手少陽三焦経, 橈骨神経

消濼(しょうれき)

 

TE12(xiao1luo4)(しょうれき)・消爍

【取穴】

上腕後面、肘頭と肩峰角を結ぶ線上、肘頭の上方五寸。

・筋肉:上腕三頭筋

・運動神経:橈骨神経

・知覚神経:後上腕皮神経(橈骨神経)

・血管:中側副動脈

【名の由来】

「濼=熱が津液を傷める」。本穴に濼を消す効能がある事から。

【弁証主治】

◆手少陽経病

多汗・頭痛・耳鳴、難聴・歯痛・喉痛・項頚背部のこわばりやしびれ・上肢痛、マヒ・※副腎皮質機能亢進症状など

【主症主治】

発熱・消渇(糖尿病)・躁鬱・痔

【配穴】

+頭竅陰…項頚部の急性のこわばり〔瀉法〕

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡ 048-851-9675

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