手少陽三焦経

四瀆(しとく)

 

TE9)(si4du2)(しとく)

【取穴】

前腕後面、橈骨と尺骨の骨間の中点、肘頭の下方五寸。

【名の由来】

「瀆=水路」。決瀆の官である三焦の経穴を四瀆(昔、江(長江)・河(黄河)・淮(淮河)・濟(濟水)を総じて四瀆と呼んだ)に喩えて。

※同名の古代の星座(四星。河川の氾濫を司る)がある。

【作用】

〔瀉〕清利咽喉・聡耳・疏筋活絡

【弁証主治】

◆手少陽経病

片頭痛・歯痛・多汗・耳鳴、難聴・喉痛・胸鎖乳突筋のこわばり・肩背部痛・上肢痛、マヒ・※副腎皮質機能亢進症状など

【配穴】

+天牖…失語症〔瀉法〕

 

※副腎皮質ホルモン…ステロイドホルモン。いすれも生体のエネルギー利用を高める方向に左右する。ストレスに対して視床下部(CRH)⇒下垂体前葉(ACTH)⇒副腎皮質と、血中ホルモンの作用により促進され、血中のステロイド濃度が上位中枢に抑制的に働く。

・糖質コルチコイド…血糖値の上昇・タンパク質分解促進・抗炎症作用・免疫抑制作用・胃酸分泌促進など。クッシング症候群(過剰分泌)では、満月様顔貌・蛋白質質減少・高血糖・高血圧・精神異常などを生じる。

・電解質コルチコイド…血液量の減少やNa⁺濃度の低下に反応してNa⁺再吸収・水分再吸収・K⁺排出を促す。コン症候群(過剰分泌)では多尿・多飲・高血圧・虚弱などを生じる。

・副腎アンドロゲン…通常、活性は弱い。身体を男性化する。副腎性器症候群(過剰分泌)では、女性では体型の男性化・思春期の男性においては、精巣が未熟であるにも関わらず、第2次性徴のみが早熟する。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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