神経変性疾患, 絡穴「去痰化瘀」, ED、男性生殖器疾患, 衝脈, 足首、足、踵痛, 足少陰経筋, 足少陰腎経, 婦人科疾患

大鐘(だいしょう)

 

KI4)大鐘(da4zhong1)(だいしょう)

【取穴】

足内側、内果後下方、踵骨上方、アキレス腱付着部内側前方の陥凹部。

【名の由来】

「鐘=天より賦与されるもの=先天之精」。本穴が精気の粋なるものが集まる場所である事から。

※余談ではあるが、古代日本の銅鐸(鐘)も、一説には蛇の蛋を模したとされる。蛇は不死再生の象徴であったことなどから、「鐘=精」を結び付ける発想は古代の共通意識にあったかもしれない。

【要穴】

『足少陰経絡穴/踝後から踵を循り、別れて足太陽経に行く。その別枝は本経に沿って心包へ上り行き、外に下りて腰脊を貫く』

【交会】

・経絡(2):足少陰経-衝脈 ※一説には衝脈との交会とも

・経筋:足少陰経筋の結す処(踵)

【作用】

〔補〕滋腎清肺・補腎通腰

〔瀉〕通経利気(胸中・膀胱)

【絡脈主治】表裏(足太陽経)にまたがる症状・足少陰絡脈の瘀血痰飲証

〔補〕腰痛など

〔瀉〕胸苦しさ・排尿障害など

【弁証主治】

◆足少陰経(筋)病/衝脈病「逆気して裏急す」

身体が膨張したように感じる(泌尿器、婦人科疾患・更年期障害・皮膚静脈炎)〔瀉〕

身体が縮んだように感じる(認知症・錐体外路系障害・貧血・喘息・サルコペニア(加齢による筋力低下))〔補〕 など

 

【弁証配穴】

『原絡配穴(膀胱⇒腎):京骨+大鐘』…膀胱病/筋病

+然谷・湧泉〔繆刺法…反対側を瀉血〕…足少陰絡脈の実証

【主症配穴】

+通里…躁鬱、不安障害

【症例/個人的見解】

・絡脈は皮下静脈との関わりが深いので、瀉血が有効。

・絡脈の流注は『心包』へとつながる。本穴で「ストレス由来の疼痛」へのアプローチは可能か?

・足少陰経筋の病-仲秋痺-は「此筋折紐、紐発数甚者、死不治」とある。個人的には錐体外路系の変性疾患を思わせる。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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