BL59)跗陽(fu1yang2)(ふよう)・附陽・付陽
【取穴】
下腿後外側、腓骨とアキレス腱の間、BL60)崑崙の上方三寸。
【名の由来】
「跗=寄り添う」。本経の陽気が飛揚から足少陰経に移り、本経自体の脈気が弱くなっていく事から。
【要穴】
『陽蹻脈郄穴』
【作用】
〔瀉〕舒筋利節
【弁証主治】
◆足太陽経病
悪寒発熱・発熱による疼痛など
◆陽蹻脈病「陰緩み陽急す」
てんかん・統合失調症・睡眠障害・半身不随・内眼眦痛〔巨刺法〕・腰背部痛・下肢外側のこわばり、外反足・部位がはっきりしない疼痛など
【弁証配穴】
『郄会配穴(骨):大杼+養老・金門・跗陽』…骨病
『郄会配穴(髄):懸鐘+交信・跗陽・水泉』…髄病
『郄会配穴(筋):陽陵泉+金門・陽交・跗陽』…筋病
【主症配穴】
+公孫…鼻血・のぼせ
+中脘…手足のだるさ
【症例/個人的見解】
・陽が病むと寒を生ず。
編:はりきゅう治療院 伍行庵
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