腎兪(腰痛・泌尿器、婦人科疾患), 頻尿, 足太陽膀胱経, 排便異常, 下殿神経, 仙骨神経後枝

秩辺(ちっぺん)

 

BL54)秩辺(zhi4bian1)(ちっぺん)

【取穴】

臀部、第4仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨陵の外方三寸。

※仙骨裂孔の外方三寸で、BL30)白環兪と同じ高さにある。

・筋肉:大殿筋 Gluteus maximus m

・運動神経:下殿神経 Inferior gluteal n

・知覚神経:中殿皮神経 Middle clunial n・上殿皮神経 Superior cluneal n(仙骨神経後枝)

・血管:上殿動脈

【名の由来】

「秩=順序」「辺=遠」。本穴が規則正しく並ぶ足太陽経背部穴の一番下に在る事から。

【作用】

〔補〕『水兪五十七処“腎兪”/補腎利水・強健腰膝』

〔瀉〕疏通経絡

【弁証主治】

◆腎不納気

泌尿器(頻尿・尿失禁)、婦人科疾患(子宮脱・内臓下垂)脱肛、便失禁・下痢・足裏の火照り・脈沈遅など

◆足太陽経病

風邪・発熱による疼痛など

【私見】

・『水兪五十七処』の“腎兪”に数えられる。津液代謝の異常に関しては効果が高い。

・陰部神経 Pudendal n(S2-4)は大坐骨孔経由で骨盤のから出、仙骨結節靭帯 Sacrospinous ligamentを回り込んで、小坐骨孔経由で会陰に入る。

・上記のことから、本穴を角度を調整して深刺すれば、陰部神経の支配する括約筋系の問題にアプローチできるのではと考える。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡ 048-851-9675

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