腎兪(腰痛・泌尿器、婦人科疾患), 足太陽膀胱経

中膂兪(ちゅうりょゆ)

 

BL29)膂兪(zhong1lv3shu4)(ちゅうりょゆ)・脊内兪

【取穴】

仙骨部、第3後仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨陵の外方一寸五分。

※BL33)中髎と同じ高さにある。

【名の由来】

「膂=脊柱起立筋」。本穴が脊柱起立筋の最下に位置する事から。

※「膂=脊柱起立筋」という説は個人的には賛成できない。各文献などの「膂」の使い方から見るに、「膂=骨盤」を指すように思う。

【作用】

〔補〕『水兪五十七処“腎兪”/補腎利水』

〔瀉〕清利下焦

【弁証主治】

◆腎病

成長発育不全、代謝不全・腰痛・※疝気・泌尿器、婦人科疾患 〔瀉〕・下痢・脈沈遅など

◆足太陽経病

風邪・発熱による疼痛など

【配穴】

+肺兪…発熱

【症例/個人的見解】

・『水兪五十七処』の“腎兪”に数えられる。津液代謝の異常に関しては効果が高い。

 

※疝気…元来は腹痛を指したが、現在は色々な意味をもたせている。体腔内容物が外に突出する事の総称。ヘルニア。生殖器・睾丸・陰嚢部の病証。腹部激痛に二便不通が伴う病証。腸閉塞・腹膜炎・膀胱炎・直腸炎。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡ 048-851-9675

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