《経外奇穴》, 腎兪(腰痛・泌尿器、婦人科疾患), 足太陽膀胱経

白環兪(はくかんゆ) ※陽萎穴Ⅶ号

 

BL30)白環(bai2huan2shu4)(はくかんゆ)・玉環兪・玉房兪

【取穴】

仙骨部、第4後仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨陵の外方一寸五分。

※仙骨裂孔の外方一寸五分、BL34)下髎と同じ高さにある。

【名の由来】

「環=巡る」。足太陽経の巡行が、本穴から向きを変え上行する事から。

また「白=精子・おりものの色」「環=貴品」。本穴が生殖器疾患に著効がある事からとも。

【作用】

〔補〕『水兪五十七処“腎兪”/補腎利水』

〔瀉〕疏調下焦

【弁証主治】

◆腎病

成長発育不全、代謝不全、極度の痩せ・腰痛、坐骨神経痛・不妊、EDなど泌尿器、婦人科疾患〔瀉〕・下痢・脈沈遅など

◆足太陽経病

風邪・発熱による疼痛など

【配穴】

腰兪・白環兪+公孫…足太陰絡脈の実証〔繆刺法…反対側を取穴〕

+心兪…遺精・夢精

+委中…腰背部痛

【症例/個人的見解】

・『水兪五十七処』の“腎兪”に数えられる。津液代謝の異常に関しては効果が高い。

・鍼灸甲乙経・和漢三才図会には「禁灸穴」とある。要注意。

・穴名からも、EDなどには効果が高いと思われる。実際EDに対する新穴として、白環兪の外2分に『陽萎穴Ⅶ号』がある。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
 048-851-9675

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