眼疾患, 禁鍼穴, 耳疾患, 自律神経失調, 頭痛, 足太陽経筋, 足太陽膀胱経, 鼻疾患, 治熱五十九兪

玉枕(ぎょくちん)

BL9)玉枕(yu4zhen3)(ぎょくちん)

【取穴】頭部、外後頭隆起上縁と同じ高さ、後正中線の外方一寸三分。

※僧帽筋外縁の垂線と外後頭隆起上縁の水平線の交点で、GV17)脳戸と同じ高さにある。

【名の由来】「玉=金(肺・魄)」「枕=後頭隆起」。本穴が後頭隆起の両側にあり、肺竅である鼻疾患を主治する事から。

【交会】

・経別:第一合(項/足太陽・足少陰の出る処)

・経筋:足太陽経筋の結す処(枕骨)

【作用】〔瀉〕『治熱病五十九兪/清瀉熱逆・清頭散風』

【弁証主治】

◆膀胱/腎/心病

成長発育不全・黄疸・貧血、血液疾患・シェーグレン症候群、膠原病・※脳風・痴呆、健忘・脳神経症状、運動機能障害・精神症状・睡眠障害・手足の火照り・自律神経失調、更年期障害・顔色が黒い・喘息・泌尿器、婦人科疾患・痔・下痢・脈沈遅など

◆足太陽経(筋)病

風邪・発熱による疼痛・頭痛・項頚部痛・鎖骨窩痛・脇痛・腰背部痛・こむら返り・踵痛・足第5指痛・身体を揺すれないなど

 

【主症主治】眼疾患

【配穴】+顖会…急性の激烈な頭痛〔金針〕

【症例/個人的見解】

・経別第一合において、足太陽と足少陰は体内で「心に入り散じ」、共に「項」に出る。玉枕と天柱はその意味からも、膀胱/腎/心に関わる病態へのアプローチが期待できる。そのため守備範囲は非常に広い。

・和漢三才図会には「禁鍼穴」とあるが、使用しても問題はない。

・「魄」に係わる病(自律神経失調症・睡眠障害など)によく用いる。

・印堂から脳戸(玉枕)を結ぶラインは、頭蓋の重心腺となる。そのため姿勢性の頭痛には効果が高い。

・眼球内の代謝異常によく用いる。「玉=眼球」」の意味もあるか?

 

※脳風…健忘・急性の頭痛・めまいと耳鳴・蓄膿・泡の様な涎を吐くなど。脳腫瘍などによるものか?

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
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