むくみ、冷え症, 禁灸穴, 膝痛, 足太陰経筋, 足太陰脾経, 合/下合(水/土)穴「逆気而泄を治す」, 消化器疾患

陰陵泉(いんりょうせん)

 

SP9)陰陵泉(yin1ling2quan2)(いんりょうせん)・陰之陵泉

【取穴】

下腿内側(脛側)、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部。

※脛骨内側縁に沿って近位へ擦上すると、膝関節の下に陥凹部を触れる。脛骨内側顆下縁と脛骨後縁の角の陥凹部にある。

【名の由来】

「陰=内側」「陵=突起」「泉=陥凹」。本穴が脛骨内側顆下骨際陥凹部にある事から。

【要穴】

『足太陰経合水穴(土経水穴/土克水)』

【交会】

・経筋:足太陰の結す処(脛骨内側顆)

【作用】

〔補〕健脾去湿・調補肝腎

〔瀉〕通利水道・利水行湿・温化水湿・清利湿熱

【弁証主治】

◆気逆証(湿証)「逆気而泄を治す/土克水」

※霍乱〔灸3壮〕・喘息・過敏性腸症候群〔透承山〕・アレルギー疾患など

◆足太陰経(筋)病

貧血、血液疾患・嚥下困難・心窩部痛・脇腹~臍の引きつれ・胃腸虚弱・背深部の痛み・婦人科疾患・陰部痛・股関節痛・下腿内側痛・内踝痛・足母指痛・水虫・脈浮緩09:00~11:00あるいは21:00~23:00の異常など

【主症主治】

変形性膝関節症〔透陽陵泉〕・下肢の蜂窩織炎

【弁証配穴】

『募合配穴(脾):章門+陰陵泉』…脾虚湿盛証

『原合配穴(太陰経):太白+陰陵泉』…足太陰経(筋)病

【主症配穴】

+水分…臍周囲のむくみ

+湧泉…臍脇のひきつれる様な痛み

+天枢…回虫症

+陰谷…排尿障害(悪寒発熱を伴う)

+足三里…排尿障害・尿が濁る

+中極…排尿障害〔瀉法〕

【症例/個人的見解】

・「生痰の源」である脾の合穴(土克水)であることから、湿の要穴とされる。

・「禁灸穴」とある。

 

※霍乱…突発性のひどい嘔吐と下痢、胃の気持ち悪さ。寒・熱・乾・湿の区別があり、筋肉の痙攣(特に腹筋・腓腹筋)を生じることもある。コレラや細菌性食中毒も該当。

※痃気…脇肋部にあるしこり。臍の両側が筋張り盛り上がっているもの。痛みは無い事もある。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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