郄穴「通経活血」, 膝痛, 致残十八穴, 足陽明胃経, 婦人科疾患

梁丘(りょうきゅう) ※鶴頂(かくちょう)

 

ST34)梁丘(liang2qiu1)(りょうきゅう)・跨骨・鶴頂・髖骨

【取穴】

大腿前外側、外側広筋と大腿直筋腱外縁の間、膝蓋骨底の上方二寸。

※大腿の筋を緊張させると、大腿直筋腱と外側広筋がより明瞭になる。ST34)梁丘は、大腿直筋腱と外側広筋の間でST33)陰市の直下一寸にある。

【名の由来】

「丘=盛り上がった処」。膝を屈曲して盛り上がった筋肉の際に本穴がある事から。

【要穴】

『足陽明経郄穴』

【作用】

〔補〕寧心定痛

〔瀉〕疏肝和胃・通経活絡

【弁証主治】

◆陽明経の痛み

婦人科疾患(乳房痛・腹痛・下腹部痛、疝痛など)・歯痛・三叉神経痛・項頚部痛・喉痛・五十肩・上肢痛・第2指痛・下肢痛など

【主症主治】

足の冷え(氷のような)

【弁証配穴】

『郄会配穴(血):隔兪+梁丘・地機』…血病

【主症配穴】

+地五会…乳房の痛み〔瀉法〕

+中脘…胃痛・胃痙攣

【症例/個人的見解】

・陽経の郄穴は手足同名経の痛みに対しても影響を及ぼすのではないだろうか?

・婦人科疾患(不妊など)には効果が高い様子。ある報告では女性ホルモンと大腿四頭筋および膝の構成靭帯の硬度には相関の可能性があることが示唆されている。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/23/4/23_4_509/_pdf

・大腿部の穴を婦人科系に用いるのは、有意義であるかもしれない。

 

―――――――――――――――――

※鶴頂(he4ding3)(かくちょう)

※経外奇穴-医学綱目-

【取穴】

大腿前面、膝蓋骨上縁の中点陥凹部。

【名の由来】

膝蓋骨の形が鶴の頭に似ており、その頂点にあることから。

【主治】

膝疾患全般

【配穴】

+内膝眼+犢鼻(外膝眼)+足三里+陰陵泉…膝痛(痰湿性)

【症例/個人的見解】

・鶴頂とは少しずれるが、膝蓋骨部の痛みに対し瀆鼻から鶴頂へ横透刺を行ったところ、著効があった例がある。

・武術的な「致残十八穴」の一つ。打突により膝組織の損傷を招く。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中