《Ⅶ》顔面神経, 《Ⅺ》副神経, 精神疾患, 脳、神経症状, 自律神経失調, 項頚部痛, 頚神経叢, 頚横神経, 頭痛, 手陽明経筋, 手陽明大腸経

扶突(ふとつ)

LI18扶突(fu2tu1)(ふとつ)・水穴・水突

【取穴】

前頚部、甲状軟骨上縁と同じ高さ、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間。

・筋肉:広頚筋/胸鎖乳突筋/前斜角筋・中斜角筋

・運動神経:《Ⅶ》顔面神経(広頚筋)/《Ⅺ》副神経(胸鎖乳突筋)、頚神経叢筋枝(胸鎖乳突筋、斜角筋)

・知覚神経:頚横神経

・血管:上行頸動脈

【名の由来】

「扶=三寸」「突=喉頭隆起」。本穴が喉頭隆起の外側三寸にある事から。

【要穴】

『根結:手陽明之入』

【作用】

〔瀉〕理気化痰・清利咽膈

【弁証主治】

◆手陽明経(筋)病

歯痛・項頚部痛・頚部の腫脹・肩背のひきつれ、五十肩・上肢痛、マヒ、悪寒、炎症・第2指痛など

【主症主治】

常に眠い

【私見】

・個人的には、広頚筋縁上、胸鎖乳突筋筋腹の中央に取穴すべきと考える。

・陽経における根結において、『入』の穴は絡穴と、胸鎖乳突筋周囲の2点がある。この頚の6点は、各経(筋)の病態を判断する診断点として使用できるように感じる。

・個人的には、上述の『入』と、頚前筋の分布になにかしらの関連を感じる。胸鎖乳突筋のすぐ裏には頸動脈鞘があり、脳の主要動静脈に加え、迷走神経も、この鞘に包まれている。このことから、胸鎖乳突筋上に分布する各『入』は、経筋のみならず、自律神経系や脳の代謝異常にも運用できるのではないだろうか?

・検証:得気は両側の「翳風」、反側の「人迎」に響く感じ。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡ 048-851-9675

《Ⅶ》顔面神経, 《Ⅺ》副神経, 鎖骨上神経, 頚神経叢, 手陽明大腸経

天鼎(てんてい)

LI17)(tian1ding3)(てんてい)・天頂

【取穴】

前頚部、輪状軟骨と同じ高さ、胸鎖乳突筋の後縁。

※LI18)扶突の直下、ST10)水突と同じ高さにある。

・筋肉:広頚筋・胸鎖乳突筋

・運動神経:《Ⅶ》顔面神経(広頚筋)・《Ⅺ》副神経、頚神経叢筋枝

・知覚神経:鎖骨上神経

・血管:上行頸動脈、浅頸動脈

【名の由来】

「鼎=足の付いた食器」。胸鎖乳突筋が「鼎」の如く頭(天)を支えている処から。

【作用】

〔瀉〕清熱消腫・理気化痰

【弁証主治】

◆手陽明経病

歯痛・頚部の腫脹・上肢のマヒ、悪寒、炎症など

【主症主治】

喉の炎症(急に声がでなくなる・嚥下、呼吸困難)

【配穴】

+間使…声がでない

【私見】

・個人的には、胸鎖乳突筋後縁と広頚筋の走行の交点に取穴すべきと考える。

・検証:得気は同側の「頬車」、反側の「天柱」、そして両側の「期門~大包」辺りに響く感じ。

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陽蹻脈, 手陽明大腸経

巨骨(ここつ)

 

LI16)巨骨(ju4gu3)(ここつ)

【取穴】

肩周囲部、鎖骨の肩峰端と肩甲棘の間の陥凹部。

※棘上窩の外側、鎖骨と肩甲棘の間の陥凹部にある。

【名の由来】

「巨骨=鎖骨」。本穴が鎖骨外端にある事から。

【交会】

・経絡(2):手陽明経-陽蹻脈 -鍼灸大成・鍼灸聚英-

【作用】

〔瀉〕理気消痰・鎮驚寧神

【弁証主治】

◆手陽明経病

歯痛・頚部の腫脹・上肢のマヒ、悪寒、炎症など

◆陽蹻脈病「陰緩み陽急す」

統合失調症・てんかん・悪風発熱・半身不随・睡眠障害・内眼眦痛〔巨刺法〕・腰背部痛・下肢外側のこわばり、こむら返り、外反足・部位がはっきりしない疼痛など

【症例/個人的見解】

・陽が病むと寒を生ず。

・検証:得気は「手五里~臂臑」のあたりに響く。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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腋窩神経, 鎖骨上神経, 陽蹻脈, 足太陽経筋, 手陽明経筋, 手陽明大腸経, 手太陰経筋

肩髃(けんぐう)

 

LI15(jian1yu2)(けんぐう)・髃骨・偏肩・中肩井・扁骨・肩頭・肩尖・偏骨・尚骨・肩骨・偏骨

【取穴】

肩周囲部、肩峰外縁と上腕骨大結節の間の陥凹部。

・筋肉:三角筋

・運動神経:腋窩神経

・知覚神経:鎖骨上神経

・血管:胸肩峰動脈三角筋枝

※上腕を外転したとき、肩峰の前後に2つの陥凹部が現れる。LI15)肩髃は前の陥凹部にあり、後ろの陥凹部より深い。TE14)肩髎は後の陥凹部にある。

【名の由来】

「髃=骨と骨の隙間」。本穴が肩峰/上腕骨骨頭の中間にある事から。

【要穴】

『経別:第六合(手陽明の別れる処)』

【交会】

・経絡(3):手陽明経-足少陽経-陽蹻脈…『鍼灸大成』『鍼灸聚英』

・経筋(2):手陽明-足太陽経筋の結する処

【作用】

〔補〕壮筋補虚・強腱関節

〔瀉〕清熱四肢・舒筋活絡・理気化痰・寒湿温散〔灸〕

【弁証主治】

◆手陽明経(筋)病

歯痛・項頚部痛・頚部の腫脹・肩背のひきつれ、五十肩・上肢痛、マヒ、悪寒、炎症・第2指痛など

足少陽経病

口苦・溜息・皮膚の乾燥(顔や身体に粉をふく)など

◆陽蹻脈病/足太陽経筋病「陰緩み陽急す」

統合失調症・てんかん・悪風発熱・半身不随・睡眠障害・内眼眦痛〔巨刺法〕・項頚部痛・鎖骨窩痛・脇痛・腰背部痛・下肢外側のこわばり、こむら返り、外反足・踵痛・足第5指痛・身体を揺すれない・部位がはっきりしない疼痛など

【配穴】

+陽渓…風疹

【私見】

・別名の多い経穴は、昔から臨床上でよく用いられてきたことを示す。理論上では、非常に広範囲の疾患に有効と思える。追試対象。

・陽(維・蹻)を病むと寒を生ず。

・検証:得気は「肘尖」へと響く。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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眼精疲労、眼裏痛, 筋皮神経, 腋窩神経, 陽維脈, 項頚部痛, 頭痛, 外側上腕皮神経, 手陽明大腸経

臂臑(ひじゅ)

LI14臂臑(bi4nao4)(ひじゅ)・頭衝・頚衝

【取穴】

上腕外側、三角筋前縁、LI11)曲池の上方七寸。

・筋肉:三角筋/上腕二頭筋長頭

・運動神経:腋窩神経(三角筋)・筋皮神経(上腕二頭筋)

・知覚神経:外側上腕皮神経

・血管:上腕深動脈三角筋枝

【名の由来】

「臂=上腕外側部」「臑=筋腹」。本穴が三角筋前縁に位置する事から。

【要穴】

『手陽明之絡』

※鍼灸甲乙経巻之三・鍼灸聚英より

【交会】

・経絡(4):手陽明経-手足太陽経-陽維脈

※奇経八脈考・鍼灸大成・鍼灸聚英などでは「陽維脈の会」とされるが、鍼灸甲乙経では記載はない。

【作用】

〔瀉〕疏経散風

【弁証主治】

◆手陽明経病

歯痛・肩痛・上肢のマヒ、悪寒、炎症など

◆陽維脈病/太陽経病「寒熱に苦しむ」

風邪、感染症、リンパ節腫・発熱による疼痛など

【主症主治】

眼疾患・五十肩〔巨刺(繆刺)〕

【配穴】

+手五里…頚部リンパ節結核

【私見】

・全体として発熱とその随伴症状に対する主治が多い。

・五十肩に対し、巨刺法での効果は高い。臂臑は『手陽明之絡』でもあるので繆刺とするべきか?

・古典では眼への効能がよく記される。追試対象。また、別名が「頭(頚)衝」であることから、頭痛や頚痛への効果も期待できるのでは?

・陽(維・蹻)を病むと寒を生ず。

・検証:上腕骨を掠る角度で刺入。得気は第2指へと響く感じ。

 

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禁鍼穴, 筋皮神経, 外側上腕皮神経, 手陽明大腸経, 橈骨神経

手五里(てごり)

LI13手五里(shou3wu3li3)(てごり)・尺之五里・尺之五里間

【取穴】

上腕外側、LI11)曲池とLI15)肩髃を結ぶ線上、肘窩横紋の上方三寸。

・筋肉:上腕二頭筋・上腕三頭筋・上腕筋

・運動神経:橈骨神経(上腕三頭筋)・筋皮神経(上腕二頭筋・上腕筋)

※橈骨神経幹が通る。

・知覚神経:外側上腕皮神経

・血管:上腕深動脈

【名の由来】

本穴が、手三里から上がること五寸の位置にある事から。

【作用】

〔瀉〕行気散瘀

【弁証主治】

◆手陽明経病

歯痛・頚部の腫脹〔巨刺灸法〕・肘痛・上肢のマヒ、悪寒、炎症など

【配穴】

+臂臑…頚部リンパ節結核

【私見】

・和漢三才図会に「禁鍼穴」とある。太い鍼で橈骨神経を傷つける事を恐れた為か?

・検証:得気は上方「臂臑」あたりに響く。

 

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《経外奇穴》, 肘痛, 外側上腕皮神経, 手陽明大腸経, 橈骨神経

肘髎(ちゅうりょう) ※肘尖(ちゅうせん)

LI12)肘髎(zhou3liao2)(ちゅうりょう)・肘尖

【取穴】

肘後外側、上腕骨外側上顆の上縁、外側顆上陵の前縁。

・筋肉:上腕三頭筋・腕橈骨筋

・運動神経:橈骨神経

・知覚神経:外側上腕皮神経

・血管:橈側反回動脈・中側副動脈

【名の由来】

「髎=骨際にある陥凹」。本穴が上腕骨外側上顆上際にある事から。

【作用】

〔瀉〕疏筋利節

【弁証主治】

◆手陽明経病

歯痛・頚部の腫脹・上肢のマヒ、悪寒、炎症など

【主症主治】

肘痛、テニス肘など

【私見】

・検証:得気は「天井」付近に響く。一方第3、4指方面にも響くことから、手少陽経へのアプローチにはなるか?

 

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肘尖(zhou3jian1)(ちゅうせん)

※経外奇穴ー備急千金要方-鍼灸大全-

【取穴】

肘後部、肘を屈し、尺骨肘頭の尖端。天井の下一寸。

・筋肉:上腕三頭筋・腕橈骨筋

・運動神経:橈骨神経

・知覚神経:後上腕皮神経(橈骨神経由来)

・血管:肘関節動脈網

【名の由来】

本穴の位置から。

【主治】

結核性リンパ節炎・疔瘡・※霍乱

【配穴】

+闌尾…虫垂炎〔肘尖は灸〕

 

※霍乱…熱中症に類する。突発性のひどい嘔吐と下痢、胃の気持ち悪さ。寒・熱・乾・湿の区別があり、筋肉の痙攣(特に腹筋・腓腹筋)を生じることもある。コレラや細菌性食中毒も該当。

 

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アレルギー疾患, 発熱, 眼疾患, 十三鬼穴(多動性精神疾患), 合/下合(水/土)穴「逆気而泄を治す」, 外側前腕皮神経, 手陽明経筋, 手陽明大腸経, 橈骨神経, 中風七穴

曲池(きょくち)

LI11)曲池(qu1chi2)(きょくち)・鬼臣(gui3chen2)(きしん)・鬼腿(gui3tui3)(きたい)・陽澤・目灸

【取穴】

肘外側、LU5)尺澤と上腕骨外側上顆を結ぶ線上の中点。

・筋肉:長橈側手根伸筋/短橈側手根伸筋

・運動神経:橈骨神経

・知覚神経:外側前腕皮神経

・血管:橈側反回動脈

※肘を十分に屈曲したとき、肘窩横紋上外端の陥凹部にある。

【名の由来】

「曲=曲げる」「池=陥凹」。肘を曲げた時に、この位置に陥凹ができる事から。

【要穴】

『手陽明経合土穴(金経土穴/土生金/自経母穴)』

『標本:手陽明之本(肘骨)』

【交会】

・経筋:手陽明経筋の結する処(肘外)

【作用】

〔補〕調和気血・温経散寒

〔瀉〕気血宣通・解熱消炎・清熱陽明・舒筋活絡

【弁証主治】

◆大腸/胃/腎病「逆気而泄を治す/虚すれば其の母を補う」

胃腸障害(虚弱・萎縮性胃炎・下痢・便秘・血便・脱肛・口渇など)

アレルギー疾患(鼻炎・喘息・アトピー性皮膚炎など

サルコペニア(加齢性の腰痛〔得気が得られた段階で抜く。置鍼は必要ない〕)・視力低下・歯痛など

◆手陽明経(筋)病

項頚部痛・肩背のひきつれ、五十肩・上肢痛、悪寒〔灸7壮〕、炎症・第2指痛など

【主症主治】

『馬丹陽天星十二穴/熱性疾患(頚部リンパ節腫・帯状疱疹・出血傾向)・嚥下困難・肘痛・上肢のマヒなど』

【弁証配穴】

『募合配穴(大腸):上巨虚・曲池+天枢』…大腸実証〔瀉法〕

『原合配穴(陽明経):合谷+曲池』…手陽明経(手陽明経筋)病

【主症配穴】

『十三鬼穴:水溝〔左禾髎~右禾髎の透刺?〕⇒少商〔3分刺入〕⇒隠白〔3分刺入〕⇒太淵(大陵)〔5分刺入〕⇒申脈〔火鍼3分〕⇒風府⇒頬車〔温鍼〕⇒承漿〔左頤孔~右頤孔の透刺?〕⇒労宮(間使)⇒上星⇒会陰⇒曲池〔火鍼〕⇒鬼封〔瀉血〕/精神疾患』〔水溝から順に、症状を見ながら一つ一つ穴を加えていく。後渓を加えると尚良し〕

『中風七穴:百会+風池(曲鬢)+肩井+大椎(風市)+足三里+間使(懸鐘)+曲池/半身不随』

+少衝…発熱

+陽陵泉…半身不随・四肢の痙攣

+水溝〔瀉〕…猫背〔曲池は補〕

+肩井…頚部リンパ節腫

+丘墟〔透照海〕…胆嚢炎

+血海…アレルギー性の蕁麻疹・皮膚の痒み

【私見】

・土穴には中央という意味も兼ねるため、陽経では原穴に準じた運用をされることが多い。 つまり原穴同様、子午の表裏である足少陰腎経の病にも適用可能。

・個人的には原穴同様、【臓腑複合連関】でつながる「胃/大腸/腎」の複合的疾患に適応と考える。

・去風退熱の要穴。また十三鬼穴の第十二穴。精神疾患に著効とあるが、発熱が前提であることを考慮すべし。

・背に灸する時は、過度の上逆を抑える為に同時に曲池にも灸をすること。

・検証:得気は肘全体に響く。浅層で腕橈骨筋に自律性攣縮あり。中層で『臂臑』と『陽渓』の両方向へ、深層では逆に響きが消える感じ。

 

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致残十八穴, 外側前腕皮神経, 手陽明大腸経, 指、手、手首痛, 橈骨神経

手三里(てさんり)

LI10手三里(shou3san1li3)(てさんり)・鬼邪

【取穴】

前腕後外側、LI5)陽渓とLI11)曲池を結ぶ線上、肘窩横紋の下方二寸。

・筋肉:腕橈骨筋/長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋

・運動神経:橈骨神経

・知覚神経:外側前腕皮神経

・血管:橈骨動脈

【名の由来】

本穴が肘髎より三寸の位置にある事から。

【作用】

〔瀉〕清熱解毒・清瀉陽明・疏風活絡

【弁証主治】

◆手陽明経病

鼻づまり・歯痛・頚部の腫脹・上肢のマヒ、悪寒、炎症など

【主症主治】

腱鞘炎

【配穴】

+合谷…舌の腫瘤

+足竅陰…上肢痛・手指のこわばり〔瀉法〕

+陥谷…お腹の張り

【私見】

・武術的な「致残十八穴」の一つ。打突により握力が低下する。

・検証:得気はあまり強くない。深部で雀啄を続けると、「孔最」の方へわずかに響く。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
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℡ 048-851-9675

外側前腕皮神経, 手陽明大腸経, 橈骨神経

上廉(じょうれん)

LI9)上廉(shang4lian2)(じょうれん)

【取穴】

前腕後外側、LI5)陽渓とLI11)曲池を結ぶ線上、肘窩横紋の下方三寸。

・筋肉:腕橈骨筋/長橈側手根伸筋・短橈側手根伸筋

・運動神経:橈骨神経

・知覚神経:外側前腕皮神経

・血管:橈骨動脈

【名の由来】

「廉=辺縁」。本穴が腕橈骨筋筋腹の上に位置する事から。

【作用】

〔補〕補陽 ※子午の表裏から 

〔瀉〕理気通腑

【弁証主治】

◆手陽明経病

歯痛・頚部の腫脹・上肢のマヒ、悪寒、炎症など

◆腎陽虚証

身体の芯が冷える・脳虚血〔灸〕・難聴・喘息・食欲不振・臍両脇の痛み・排尿障害・足の皮膚の乾燥など

【配穴】

+下廉…下痢

【症例/個人的見解】

・下廉、上廉は腎への効能を記すものが多い。大腸と腎は子午の表裏関係にあるので理解できるが、何故下廉、上廉なのか?

・検証:得気は肘周辺、「手五里」あたりまで広く拡散する感じ。示指尖端へも走る。

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