足陽明胃経, 十三鬼穴(多動性精神疾患)

頬車(きょうしゃ)

 

ST6)頬車(jia2che1)(きょうしゃ)・鬼床(gui3chuang2)(きしょう)・機関・曲牙・鬼林・牙車

【取穴】

顔面部、下顎角の前上方1横指(中指)。

※下顎角の斜め上方、口を閉じて噛むと咬筋が隆起し、力を抜くと陥凹するところにある。

【名の由来】

「頬車=下顎枝(顎関節)」。本穴が下顎枝中央に位置する事から。

【交会】

・経絡(2):足陽明経-足少陽経

※霊枢経脈第十には、足少陽経が「頬車を加えて下る」との記載もある。

【作用】

〔補〕壮筋補虚

〔瀉〕通利牙関・疏風止痛・駆邪散滞・舒筋活絡

【弁証主治】

◆足陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症など

◆足少陽経病

口苦・溜息・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥など

【主症主治】

歯痛・顎関節のこわばり・顔面神経マヒ・三叉神経痛

【配穴】

『十三鬼穴:水溝〔左禾髎~右禾髎の透刺?〕⇒少商〔3分刺入〕⇒隠白〔3分刺入〕⇒太淵(大陵)〔5分刺入〕⇒申脈〔火鍼3分〕⇒風府⇒頬車〔温鍼〕⇒承漿〔左頤孔~右頤孔の透刺?〕⇒労宮(間使)⇒上星⇒会陰⇒曲池〔火鍼〕⇒鬼封〔瀉血〕/精神疾患』〔水溝から順に、症状を見ながら一つ一つ穴を加えていく。後渓を加えると尚良し〕


+承漿…新生児の破傷風〔瀉法〕

+顴髎…顎関節のこわばり・脱臼

+水溝…顔面神経マヒ〔瀉法〕

【症例/検証/個人的見解】

・十三鬼穴の第七穴。精神疾患に著効とされる。

・精神疾患患者は、口周囲の違和感、異感覚を訴えることが多い。脳の機能局在(ボディマップ)の広範囲に口唇の刺激が影響を与えることから考えると、脳疾患の治療ポイントとして有効かと思われる。

・検証:得気は「大迎」の方向へ柔らかく響く感じ。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
℡048-851-9675

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