陽蹻脈, 足太陽経筋, 手陽明経筋, 手陽明大腸経, 手太陰経筋

肩髃(けんぐう)

LI15)(jian1yu2)(けんぐう)・髃骨・偏肩・中肩井・扁骨・肩頭・肩尖・偏骨・尚骨・肩骨・偏骨

【取穴】肩周囲部、肩峰外縁と上腕骨大結節の間の陥凹部。

※上腕を外転したとき、肩峰の前後に2つの陥凹部が現れる。LI15)肩髃は前の陥凹部にあり、後ろの陥凹部より深い。TE14)肩髎は後の陥凹部にある。

【名の由来】「髃=骨と骨の隙間」。本穴が肩峰-上腕骨骨頭の中間にある事から。

【要穴】『経別:第六合(手陽明の別れる処)』

【交会】

・経絡(3):手陽明経-足少陽経-陽蹻脈…『鍼灸大成』『鍼灸聚英』

・経筋(2):手陽明-足太陽経筋の結する処

【作用】

〔補〕壮筋補虚・強腱関節

〔瀉〕清熱四肢・舒筋活絡・理気化痰・寒湿温散〔灸〕

【弁証主治】

◆手陽明経(筋)病

歯痛・項頚部痛・頚部の腫脹・肩背のひきつれ、五十肩・上肢痛、マヒ、悪寒、炎症・第2指痛など


足少陽経病

口苦・溜息・皮膚の乾燥(顔や身体に粉をふく)など

◆陽蹻脈病/足太陽経筋病「陰緩み陽急す」

統合失調症・てんかん・悪風発熱・半身不随・睡眠障害・内眼眦痛〔巨刺法〕・項頚部痛・鎖骨窩痛・脇痛・腰背部痛・下肢外側のこわばり、こむら返り、外反足・踵痛・足第5指痛・身体を揺すれない・部位がはっきりしない疼痛など

 

【配穴】+陽渓…風疹

【症例/個人的見解】

・理論上では、非常に広範囲の疾患に有効と思える。追試対象。

・陽(維・蹻)を病むと寒を生ず。

・検証:得気は「肘尖」へと響く。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675
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