くらしのワンポイント

花粉症の謎?

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院伍行庵】の吉田です。

この時期になるといつも考えるのは・・・ 花粉症、もっている方と、全然平気な方の違い。

一昔前は「一定量を浴びれば、誰でも発症する」なんて事を云ってましたが、実際はそうでもないようです。

そもそも花粉症をはじめとするアレルギー疾患は、発病するメカニズムは分かっていても、「なぜ人体が、無害な物質に過剰反応を示すのか?」という根本的な処はよく分かっていないんですね。

統計的には、途上国より先進国、農村部より都市部の方が発症率が明らかに高いので、 「清潔すぎる環境が、逆に免疫機能の誤作動をひき起こす」という『衛生仮説』も、以前から唱えられています。

コレに因れば、「家畜の糞などから空気中に飛散する細菌由来毒素(エンドトキシン)に、乳幼児の時期に触れる事こそ、アレルギー抑制の鍵となる」そうです。

この説で重要なのは、「乳幼児期」という時期。

ヒトの防衛の要【免疫】は、人生の初期、乳幼児期に、様々なモノに触れることで構築されるものが多く、この時期に外界との適切な接触(ばい菌ふくめ)がない場合、「その物質が有害か否か?」を判断ずるメカニズムが未熟になってしまう可能性があると考えられているんです。

あくまで”仮説”ですから、この説がすべてではありませんが・・・

ともすれば今の育児は「除菌・滅菌」の大合唱です。

今の様な環境が整う何千年も前から、人は産まれて育ってきました。

逆にその長い歴史の中で人と共生してきたモノを、たかだか100年未満の短い期間に無理矢理取り去って、歪みが出ない訳がない。

人は人だけで生きてる訳ではないですから・・・

動物と触れ合い、どろんこになって原っぱを駆けずり回るのも、子供の健康な成長には必要なんじゃないでしょうか?

かく言う自分も、子供の頃は田んぼに落っこちたり、馬糞の山に突っ込んだりしてたんで、花粉症は今の処ございません。

皆さん、あまり除菌にやっきにならず・・・おおらかなに子育てしましょう!

 

クービック予約システムから予約する

広告
禁灸穴, 陽維脈, 頭痛, 足陽明胃経, 手太陽経筋, 手少陽経筋

頭維(ずい)

ST8)頭維(tou2wei2)(ずい)

【取穴】頭部、額角髪際の直上五分、前正中線の外方四寸五分。

【名の由来】「維=角」。本穴が額角髪際にある事から。

【交会】

・経絡(3):足陽明経-足少陽経-陽維脈

※一説には陽維脈の会とする事も。

・経筋(2):手太陽経筋-手少陽経筋の結する処

【作用】〔瀉〕清頭明目

【弁証主治】

◆足陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症など

◆足少陽経病

口苦・溜息・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥など

◆陽維脈病「寒熱に苦しむ」

発熱、悪寒戦慄・てんかんなど

◆手太陽経筋病

発熱による疼痛・視力低下・耳鳴・項頚部痛・肩胛骨痛・上肢痛、ひきつれ・第5指痛など

◆手少陽経筋病

舌のこわばり・第4指痛など

【主症主治】偏頭痛・強い眼痛・視力低下 〔透率谷〕

【配穴】

+中脘…前頭部痛

+攅竹…眼瞼痙攣

【症例/個人的見解】

・甲乙経・和漢三才図会に「禁灸穴」とある。要注意。

・陽を病むと寒を生ず。

・頭皮鍼法としての応用範囲は広いように感じる。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】

疼痛, 筋の過緊張、こわばり, 精神疾患, 経外奇穴, 能力開発, 脳、神経症状, 陰蹻脈, 足陽明経筋, 足陽明胃経, 足太陽経筋, 足少陽経筋, 手陽明経筋, 三叉神経痛

下関(げかん) ※裏頄(りきゅう/伍行庵オリジナル)

ST7)下関(xia4guan1)(げかん)・牙関

【取穴】顔面部、頬骨弓の下縁中点と下顎切痕の間の陥凹部。

※口を閉じ、頬骨弓下方の陥凹部、GB3)上関の直下にある。

【名の由来】「関=戸ぼそ」。本穴が頬骨弓下際にあり、顎関節開閉時に恰も戸ぼその様に働く事から。

【交会】・経絡(2):足陽明経-足少陽経

【作用】

〔補〕壮筋補虚・関節強健

〔瀉〕疏風活絡・開竅益智・風寒温散・鬱熱消散

【弁証主治】

◆足陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症など

◆足少陽経病

口苦・溜息・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥など

【主症主治】歯根膜炎・顎関節の脱臼、こわばり

 

―――――――――――――――――


※裏頄
(li2qiu2)(りきゅう)

※伍行庵オリジナル。

 


【取穴】下顎切痕直上。翼突筋を目標に。

※取穴の際には、患者に軽い口の開閉を数回してもらい、正確に下顎切痕を把握した方が良い。

【名の由来】本穴が頄(頬骨)の奥にある事から。

【要穴】

『根結:足陽明之結(顙大、鉗耳/顎関節)』

『標本:手陽明之標(顔下合鉗上/顎関節)』

【交会】

・経絡(?):陰蹻脈(頄)

・経筋(4):足三陽経筋-手陽明経筋の結する処(頄)

【弁証主治】

◆陰蹻脈病/足三陽経筋病「陽緩み陰急す」

半身不随・錐体外路系障害・部位がはっきりしない疼痛・線維筋痛症など全身の運動機能障害・皮膚の強いしびれやこわばり・てんかん・寒熱症状、自律神経失調 ・視力低下、眼裏痛・※昌陽脈腰痛・疝痛・下肢内側のこわばり、O脚など

手陽明経(筋)病

三叉神経痛・項頚部痛・頚部の腫脹・肩背のひきつれ、五十肩・上肢痛、マヒ、悪寒、炎症・第2指痛など

 

【症例/検証/個人的見解】

・線維筋痛症、および群発頭痛の治療に関して、外側翼突筋へのアプローチが有効とのデータがある。陽明経(筋)病に該当する主訴も多いので、鍼による本穴からのアプローチは試す価値があるように思う。

・翼突筋が蝶形骨に起始することから、本穴(下関も)への刺鍼は、下垂体に関わる脳内分泌異常による疾患(精神疾患、パーキンソンなどの神経伝達障害)にも応用可能かと考える。

・上顎神経へは、下顎切痕直上から、鍼尖を翼状板を確認するように前方及び頭側方へ向ける。鍼を翼状板から離れるまで前方に進めると、眼窩底の眼窩下管に入って頭蓋に再び入る前に上顎神経に当たる。

・下顎神経には、下顎切痕直上から、鍼尖を後方に向ける。翼状板に当たったら鍼を更に後方に進め、翼状板を通り越すと、此処で下顎神経に当たる。

・奇経八脈考に、陰蹻脈が「頄の内側に入り上に行きて内目尻に属す」とある。陰蹻脈は「一身左右の陰を主」り、その病は「陽緩み陰急す」。これを姿勢からみると、前傾前屈姿勢となることに加え、「蹻=足を高くあげて歩く・力強く歩く様・敏捷」を病むと考えた時、パーキンソン病をはじめとするような錐体外路系の変性疾患に対して、陰蹻脈は適応かと考える。

・陰蹻脈の病証では、表に異常がなく裏が病み(表面上に異常がないが症状が強いなど)、夜に症状がでる事が多い。

・陰蹻脈は臨床では、巨刺・繆刺を多用する。顎関節症の治療では、顎の偏移側の反側に刺入すると効果が高い様子。

・陰を病むと熱を生ず。

・検証:得気は、正確に入るとあまり感じない。手技を加えるとじんわりと副鼻腔へと響く感じ。

 

※線維筋痛症(Fibromyalgia-Syndrome:FMS)…全身の強い恒常的疼痛(電撃様・ガラスの破片が流れる様な)を主症状とし、様々な随伴症状を伴う原因不明(明確な診断基準なし)の疾患。 多様な「痛み(事故や手術、出産など)」が起点となる事が多い。男:女=1:7、中高年に多く、しばしば膠原病などの自己免疫疾患と併発する。  随伴症状としては微熱・躁鬱、不安障害・不眠・理解力、思考力、集中力の低下・全身の重だるさ、こわばり・頻尿・下痢・眼や喉の乾燥・筋力低下・四肢の冷え(レイノー現象)など。 しばしば膠原病などの免疫疾患を併発する。

※昌陽之脈腰痛…腰痛が脇肋までひきつれ、視界がぼやけ、甚だしい時には背中が反り返り、舌が巻き上がって話せない。

※素問刺腰痛篇第四十一に記載の「昌陽之脈」を、陰蹻脈とする説もある。「昌陽」は復溜の別名でもあるが(「内筋」は交信の別名)、復溜も陰蹻脈に係わるという事か?

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】

足陽明胃経, 十三鬼穴(多動性精神疾患)

頬車(きょうしゃ)

ST6)頬車(jia2che1)(きょうしゃ)・鬼床(gui3chuang2)(きしょう)・機関・曲牙・鬼林・牙車

【取穴】顔面部、下顎角の前上方1横指(中指)。

※下顎角の斜め上方、口を閉じて噛むと咬筋が隆起し、力を抜くと陥凹するところにある。

【名の由来】「頬車=下顎枝(顎関節)」。本穴が下顎枝中央に位置する事から。

【交会】・経絡(2):足陽明経-足少陽経

※霊枢経脈第十には、足少陽経が「頬車を加えて下る」との記載もある。

【作用】

〔補〕壮筋補虚

〔瀉〕通利牙関・疏風止痛・駆邪散滞・舒筋活絡

【弁証主治】

◆足陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症など

◆足少陽経病

口苦・溜息・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥など

【主症主治】歯痛・顎関節のこわばり・顔面神経マヒ・三叉神経痛

【配穴】

『十三鬼穴:水溝〔左禾髎~右禾髎の透刺?〕⇒少商〔3分刺入〕⇒隠白〔3分刺入〕⇒太淵(大陵)〔5分刺入〕⇒申脈〔火鍼3分〕⇒風府⇒頬車〔温鍼〕⇒承漿〔左頤孔~右頤孔の透刺?〕⇒労宮(間使)⇒上星⇒会陰⇒曲池〔火鍼〕⇒鬼封〔瀉血〕/精神疾患』〔水溝から順に、症状を見ながら一つ一つ穴を加えていく。後渓を加えると尚良し〕


+承漿…新生児の破傷風〔瀉法〕

+顴髎…顎関節のこわばり・脱臼

+水溝…顔面神経マヒ〔瀉法〕

【症例/検証/個人的見解】

・十三鬼穴の第七穴。精神疾患に著効とされる。

・精神疾患患者は、口周囲の違和感、異感覚を訴えることが多い。脳の機能局在(ボディマップ)の広範囲に口唇の刺激が影響を与えることから考えると、脳疾患の治療ポイントとして有効かと思われる。

・検証:得気は「大迎」の方向へ柔らかく響く感じ。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】

足陽明胃経

大迎(だいげい)

ST5)大迎(da4ying2)(だいげい)・髄孔

【取穴】顔面部、下顎角の前方、咬筋付着部の前方陥凹部、顔面動脈上。

【名の由来】「大迎(骨)=下顎骨」。本穴が下顎骨の動脈拍動部にある事から。

【交会】・経絡(3):手足陽明経-足少陽経

※和漢三才図会には「手足陽明の会するところ」との記述があるが、鍼灸甲乙経・鍼灸聚英・鍼灸大成などには交会経の記載はない。しかし、霊枢経脈第十には「足少陽経の支脈が大迎を下る」との記載もみられる。

【作用】〔瀉〕清頭散風・通利牙関

【弁証主治】

◆陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症・歯痛・頚部の腫脹など

◆足少陽経病

口苦・溜息・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥など

【主症主治】顔面神経マヒ・三叉神経痛

【配穴】+顴髎…眼瞼痙攣

【症例検証/個人的見解】

・検証:得気は「下関」の方向へ上る感じ。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】

精神疾患, 陽蹻脈, 足陽明胃経, 任脈

地倉(ちそう)

ST4)地倉(di4cang1)(ちそう)・会維(hui4wei2)(えい)・胃維

【取穴】顔面部、口角の外方四分(指寸)。

※口角の外方、鼻唇溝あるいは鼻唇溝の延長線上にある。

【名の由来】古来、額を天庭・頬を「地」に喩え、食物を頬張る様が「倉」を連想させる事から。

【要穴】

『経別:第三合(足陽明の出る処)』

『標本:足陽明之標(頏顙/副鼻腔)』

【交会】 ・経絡(3):手足陽明経-陽蹻脈-任脈 …鍼灸大成

※鍼灸聚英には「任脈の会」とも。

【作用】〔瀉〕疏風活絡・扶正鎮痛

【弁証主治】

◆胃脾の病

消化器症状・貧血、血液疾患・脈浮緩・07:00~09:00あるいは19:00~21:00の異常・ベーチェット病〔黄蓮犀角湯(清熱解毒涼血)を用いる様な証〕など

◆陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症・歯痛・頚部の腫脹など

◆陽蹻脈病「陰緩み陽急す」

てんかん・悪風発熱・半身不随・睡眠障害・下肢外側のこわばり、外反足・腰背部痛・部位がはっきりしない疼痛など

◆任脈病

泌尿器、婦人科疾患・痔・糖尿病など

 

【主症主治】口唇チック・三叉神経痛・顔面神経マヒ〔巨刺・透頬車〕

【配穴】+水泉…半身不随・足に力が入らない

【症例検証/個人的見解】

・精神疾患患者は、口周囲の違和感、異感覚を訴えることが多い。脳の機能局在(ボディマップ)の広範囲に口唇の刺激が影響を与えることから考えると、脳疾患の治療ポイントとして有効かと思われる。

・陽が病むと寒を生ず。

・検証:得気はわずかに「大迎」の方へ。

 

※ベーチェット病…再発・寛解を繰り返す原因不明慢性血管炎。自己免疫疾患の一つ。眼、口、皮膚、外陰部の他、中枢・末梢神経、消化管、関節、血管を侵す全身性疾患。男性に多い。地域差がある事から環境・遺伝因子が原因の一つとも考えられている。皮膚の過敏性亢進の為、針をさした部位が真っ赤に腫れ上がる事がある。

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】

陽蹻脈, 足陽明胃経, 三叉神経痛, 不眠

巨髎(こりょう)

ST3)(ju4liao2)(こりょう)

【取穴】顔面部、瞳孔線上、鼻翼下縁と同じ高さ。

※正視し、瞳孔の垂線と鼻翼下縁の水平線の交点にある。

【名の由来】「巨=大きい」「髎=骨孔」。本穴が頬骨と上顎骨の接合部にある事から。

【交会】・経絡(3):手足陽明経-陽蹻脈 「鍼灸大成」

【作用】〔瀉〕明目散風・疏経鎮痛

【弁証主治】

◆陽明経病

躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症・歯痛・頚部の腫脹など

◆陽蹻脈病「陰緩み陽急す」

てんかん・悪風発熱・半身不随・睡眠障害・下肢外側のこわばり、外反足・腰背部痛・部位がはっきりしない疼痛など

【主症主治】眼疾患・鼻疾患・顔面神経マヒ・顔の痙攣・三叉神経痛

【主症配穴】+天窓…頬痛・唇の炎症

【症例/個人的見解】

・刺入角度を考慮すれば、三叉神経へのアプローチも可能。また翼突筋への関与も可能なので、「裏頄(りきゅう/伍行庵オリジナル)」同様、脳内分泌異常による疾患(精神疾患、パーキンソンなどの神経伝達障害)にも応用可能かと考える。

・陽が病むと寒を生ず。

・検証:得気は同側の「顴髎」の裏側の歯茎に響く感じ。

 

編:はりきゅう治療院 伍行庵
埼玉県さいたま市中央区上落合2-5-35-1F
☎ 048-851-9675

 

【おまけ】